TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

井澤式実例暗記法

いざわ
井澤です

問題90「愛知県児童総合センター」の設計者である仙田満先生は、「国際教養大学中嶋記念図書館」や「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(新広島市民球場)」なども設計されています。
http://web.aiu.ac.jp/undergraduate/library/
http://arch-hiroshima.info/arch/hiroshima/m_stadium.html

――――――――――――――――――――――


名護市庁舎
(象設計集団)
■問題86-1
名護市庁舎(沖縄県)は、空調設備に依存することなく快適な環境をつくりだすために、屋上を緑化したり、風の道を確保するなどの計画がなされている。
(一級計画:平成10No.25
■問題86-2
名護市庁舎(沖縄県)は、各階をセットバックさせてできたテラスをパーゴラで覆う等して、屋根・外壁・開口部を日射と風雨から保護し、日陰となるスペースをつくりだしている。
(一級計画:平成14No.12

■リンク
http://www.citta-materia.org/2011/09/24/%E5%90%8D%E8%AD%B7%E5%B8%82%E5%BA%81%E8%88%8E/

■解答 問題86-1、2ともに正。設計者
No.14問題67の「宮代町立笠原小学校」と同じ象設計集団」です。

――――――――――――――――――――――

沖縄コンベンションセンター(大谷幸夫:おおたにさちお)
■問題86-3

沖縄コンベンションセンターは、パーゴラのある中央広場を囲むように、劇場棟、展示棟及び会議棟が配置されており、屋根の形状については大空に羽ばたく鳳(おおとり)がイメージされている。
(一級計画:平成30年No.17改)

■リンク
http://www.oki-conven.jp/institution/
http://www.oki-conven.jp/top2/download/dl-etc-pic/
↑パーゴラの写真もあります。

■解答 正。平成30年No.18の出題は、主語が横浜国際平和会議場(通称:パシフィコ横浜)になっている誤りの枝でした。

―――――――――――――――――――――――――――――――

幕張メッセ
(槇総合計画事務所)
■問題86-4

千葉県日本コンベンションセンター国際展示場(通称:幕張メッセ)は、シルエットが山並みをイメージさせる第Ⅰ期計画の建築物と、屋根形状が凹面から凸面に波のように変化する第Ⅱ期計画の建築物があり、これらがつくりだすスカイラインに特徴がある。
(一級計画:平成30年No.17)

■リンク
https://maruchiba.jp/spot/detail_10112.html
↑空撮です。第Ⅱ期計画について「屋根形状が凹面から凸面に波のように変化する第Ⅱ期計画」の様子がよく分かります。

■解答 正。

――――――――――――――――――――――


水戸芸術館
(磯崎新)
■問題87
水戸芸術館(茨城県)は、音楽、演劇、美術のそれぞれに対応した文化施設を、個々の空間の独立性を保ちながら、一体化させている。
(一級計画:平成14No.12

■リンク
https://hash-casa.com/2024/06/13/arttowermito/


■解答 正。

――――――――――――――――――――――

横浜国際平和会議場(通称:パシフィコ横浜)(日建設計)
■問題87-2

横浜国際平和会議場(通称:パシフィコ横浜)は、国際会議場、展示ホール、ホテル等からなる複合施設で、押し寄せる波、水面から屹立(きつりつ)する大きな帆、ヨットのキールの形態など、海にちなむモチーフで計画されている。
(一級計画:平成30年No.17改)

■リンク

http://www.pacifico.co.jp/visitor/floorguide/tabid/202/Default.aspx

■解答 正。平成30年No.17の出題は、記述内容が「沖縄コンベンションセンター」になっている誤りの枝でした。上記の問題は、それを正しくした問題です。


――――――――――――――――――――――

聖路加国際病院
(日建設計)
■問題88-1
聖路加国際病院(東京都)は、特定街区制度を採用し、老朽化した病院を建て替えて、新たな都市環境の形成を図ったもので、病室はすべて個室とした。
(一級計画:平成7年No.13
■問題88-2
聖路加国際病院(東京都中央区)は、520床のほぼ全病室が、シングルケアユニットと呼ばれるトイレ、シャワー付きの個室で構成されている。
(一級計画:平成21No.17

■リンク
https://www.shimz.co.jp/works/jp_med_199202_seiruka.html
http://www.uchiyama-net.co.jp/results/results_kanri/detail/seiruka/index.html
↑写真3枚のうち2枚目に個室の病室の窓がよく現れています。

■解答 問題
88-1、2ともに正。

――――――――――――――――――――――

すみだ生涯学習センター
(長谷川逸子)
■問題89
すみだ生涯学習センター(東京都墨田区)は、公民館、文化ホール、情報センターの機能を独立して管理しやすいように別棟で計画し、それぞれをブリッジでつないでいる。
(一級計画:平成19No.13

■リンク
http://www.ihasegawa.com/ja/sumida/

■解答 正。平成19
No.13の出題は、主語が「せんだいメディアテーク(仙台市)」になっている誤りの枝でした。上記の問題は、それを正しくした問題です。

――――――――――――――――――――――

東京国際展示場(通称:東京ビッグサイト)(佐藤総合計画)
■問題89-2

東京国際展示場(通称:東京ビッグサイト)は、4本の巨大な柱によるスーパーストラクチャーによって支えられた「コングレスタワー」と呼ばれる会議棟が施設のシンボルとなっている。
(一級計画:平成30年No.17)

■リンク

http://www.bigsight.jp/download/
↑真ん中くらいにある「画像集」をご覧ください。

■解答 正。


――――――――――――――――――――――

愛知県児童総合センター
(仙田満+環境デザイン研究所)
■問題90
愛知県児童総合センター(愛知県長久手町)は、チャレンジタワーと呼ぶ吹抜け空間を中心としたアトリウムを取り囲むように創作活動諸室、体験諸室、幼児コーナー等が配置された児童施設である。
(一級計画:平成23No.16

■リンク
http://www.ms-edi.co.jp/works/266/
↑設計者のホームページです。
http://uratti.web.fc2.com/architecture/tyubu/aichichild.html

■解答 正。

――――――――――――――――――――――


 

いざわ
井澤です

青木淳氏の「潟博物館」はコクヨのキャンパスノートから生まれたんですね!(問題
83
問題84-2、3の「石の美術館」と「那珂川町馬頭広重美術館」は、隈研吾氏の設計です。
実例の出典根拠となっている「建築設計資料集成(丸善)」の中から氏の作品を選んでオリジナル問題を作ってみました。

――――――――――――――――――――――
近つ飛鳥博物館(ちかつ)(安藤忠雄)
■問題82-2

近つ飛鳥博物館(大阪府)は、屋根全体を大階段の展望広場とし、その大階段を二分するスリット状のアプローチが人々をエントランスに導くように計画された。
(一級計画:令和3年No.14改)

■リンク
http://www.hetgallery.com/chikatsu-asuka-museum.html
■解答 正。令和3年No.14の出題は、主語「TIME'S Ⅰ,Ⅱ(京都府)」になっている誤りの肢でした。上記の問題は、それを正しくした問題です。
なお、「近つ飛鳥」(ちかつあすか)は、古事記に基づく地名で、大阪府羽曳野市飛鳥周辺をさし、「遠つ飛鳥」(とおつあすか)は奈良県明日香村飛鳥周辺をさします。

―――――――――――――――――――――

潟博物館(がた)(青木淳)
■問題83
潟博物館(新潟県豊栄市)は、螺旋(らせん)状の動線空間で構成された博物館であり、周囲の自然観察と展望が可能な施設である。
(一級計画:平成21No.17

■リンク
http://www.arcstyle.com/niigata/447_gata_mus.html
https://my8686.exblog.jp/26322489/
↑青木淳氏はコクヨのキャンパスノートにスケッチしています!「潟博物館」はコクヨのキャンパスノートから生まれたんですね!

■解答 正。平成21
No.17の出題は、主語が「海の博物館(三重県鳥羽市)になっている誤りの枝でした。上記の問題は、それを正しくした問題です。

――――――――――――――――――――――


石の美術館
(隈研吾)
■問題83-2
「石の美術館」(栃木県、2000年)は、米を貯蔵していた4棟の石蔵を石を素材とするアートの展示空間として再生した美術館であり、地場産の石材を用いた様々な試みを行っている。
(オリジナル)

■リンク
http://kkaa.co.jp/works/architecture/stone-museum/
↑設計者のホームページです。
http://arch-hiroshima.main.jp/main/a-map/tochigi/stoneplaza.html

■解答 正。隈研吾建築都市設計事務所の作品についての予想オリジナル問題です。

――――――――――――――――――――――

那珂川町馬頭広重美術館(なかがわまち・ばとう・ひろしげ)(隈研吾)
■問題83-3
杉材のルーバーで覆われた切妻屋根の建築物を広場が貫通し、その両側にある美術館とレストラン等の、静と動の2つの領域が多目的な庇下空間で束ねられている。
(オリジナル)

■リンク
http://kkaa.co.jp/works/architecture/nakagawa-machi-bato-hiroshige-museum-of-art/
↑設計者のホームページです。
http://nasukougen.web.fc2.com/hiro/hiro.html
↑動画があります。

■解答 正。歌川広重(=安藤広重)の作品を中心とする浮世絵の美術館です。
隈研吾建築都市設計事務所の作品についての予想オリジナル問題です。

――――――――――――――――――――――

ポーラ美術館(日建設計)
■問題83-4
ポーラ美術館(神奈川県)は、周囲の景観を極力損なわないよう、すり鉢状の構造体を地下に埋め込んで建築物の高さを抑え、美術館の中心を貫くアトリウムにより自然光を取り入れることで、自然と美術との共生を目指した空間が計画されている。
(一級計画:令和6年No.17

■リンク
https://www.nikken.co.jp/ja/projects/cultural/pola_museum_of_arts.html
↑写真が9枚あります。一番最後に「すり鉢状の構造体」が良く分かる断面図があります。

■解答 正。


――――――――――――――――――――――

金沢21世紀美術館(妹島和世+西沢立衛/SANAA
■問題84
金沢21世紀美術館(石川県)は、様々な大きさの矩形の展示空間が独立して配置され、その間の空間も展示や交流のためのスペースとなるように計画されている。
一級計画:令和6年No.17改)
■問題84-1
金沢21世紀美術館(石川県金沢市)は、誰でも気軽に様々な方向から立ち寄れるように、複数のエントランスのある円形の平面とし、内部には、建築物の端から端まで見通すことができるいくつかの廊下がある。
(一級計画:平成19年No.13

■リンク
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=11&d=1
↑流れている写真です。

■解答 問題84、84-1ともに正。

――――――――――――――――――――――

富弘美術館aat + ヨコミゾマコト)
■問題84-2
富弘美術館(群馬県)は、正方形の平面に、様々な大きさの円形の展示空間(サークル)が互いに一部重なりながら配置され、それぞれのサークルが展示や交流などのスペースになる。
(一級計画:令和6年No.17改)

■リンク
https://aatplus.com/ja/projects/274

■解答 正。
富弘美術館は応募総数約1,200件の国際コンペによって設計者が選ばれた美術館です。
令和6年No.17の出題は次のとおり、主語が富弘美術館で、記述内容が金沢21世紀美術館になっている誤肢でした。
「富弘美術館(群馬県)は、様々な大きさの矩形の展示空間が独立して配置され、その間の空間も展示や交流のためのスペースとなるように計画されている。(誤)(一級計画:令和6年No.17)」
――――――――――――――――――――――――
比較暗記法

金沢21世紀美術館 円形の平面  様々な大きさの矩形の展示空間
富弘美術館    正方形の平面 様々な大きさの円形の展示空間
――――――――――――――――――――――――
これを比較して出題してくるとはおそれいりました!


――――――――――――――――――――――

豊島美術館(てしま)(西沢立衛)
■問題84-3
豊島美術館(香川県)は、鉄筋コンクリートのシェル構造による屋根の大きな開口部から、周囲の風・音・光を内部に直接取り込むことで、周辺環境と建築物、展示作品とを一体で感じられるように計画されている。
(一級計画:令和6年No.17

■リンク
https://www.nikkenren.com/kenchiku/bcs/detail.html?ci=872

■解答 正。

――――――――――――――――――――――

京都市京セラ美術館(改修:青木淳)
■問題84-4
京都市京セラ美術館[京都市美術館](京都府)は、昭和初期に開館した美術館の既存のメインエントランスを残し、スロープからつながる地下広場に面した新たなエントランスを設けるなどの改修がされている。
(一級計画:令和6年No.17

■リンク
https://discoverjapan-web.com/article/40708

■解答 正。

――――――――――――――――――――――






井澤ですいざわ

国立図書館には、膨大な書籍が集まり、非常に大規模な閉架書庫が必要になります。
それを前回No.15-2問題75の「国立国会図書館関西館」のように地下に計画するか、今回の問題76の「フランス国立図書館」のように高層棟に計画するか、問題77の「英国図書館セントパンクラス館」のようにガラス張りでインテリアとして収蔵するか、様々な設計が行われています。

――――――――――――――――――――――


ストックホルム市立図書館(エーリック・グンナール・アスプルンド)
■問題75-3-3
ストックホルム市立図書館(エーリック・グンナール・アスプルンド)は、円筒と直方体が組み合わされた外観をもち、巨大な円筒の内部には、壁に沿って書架があり、中央にサービスデスクが設けられている。
(一級計画:平成29No.17

■リンク
http://www.linea.co.jp/info/detail/?iid=273&mo=

■解答 正。

―――――――――――――――――――――


フランス国立図書館
(ドミニク・ペロー)
■問題76-1
フランス国立図書館(パリ、1995年)は、緑豊かな中庭をもつロの字型の基壇部と、その四隅に配置されたL字型の高層棟により構成されている。
(一級計画:令和4年No.17)
■問題76-2
フランス国立図書館(Dominique Perrault)は、L字型のガラス張りの高層棟が、緑に覆われた広大な中庭の4隅を囲む形状をしており、高層棟には書庫と事務部分が入り、来館者部分は中庭に面した地階に計画されている。
(一級計画:平成17No.25

■リンク
http://hikari10kage2.blogspot.jp/2011/06/blog-post_03.html

■解答
問題76-1 正。
問題76-2 正。平成
17No.25の出題は、記述内容が「英国図書館セントパンクラス館」になっている誤りの枝でした。イギリス最大級の図書館とフランス最大級の図書館を入れ替えた誤りの枝というわけです。上記の問題は、それを正しくした問題です。

――――――――――――――――――――――

英国図書館セントパンクラス館
(コリン・セント・ジョン・ウィルソン)
■問題77
英国図書館セントパンクラス館(Colin St John Wilson)は、大きな三つのゾーンからなり、前庭から入る中央ゾーンは、傾斜屋根により高い天井高を有し、中央にガラス張りの積層式書架形式のライブラリーがある。
(一級計画:平成17No.25

■リンク
https://gotrip.jp/2018/11/101449/
↑マグナ・カルタ(大憲章。憲法史の草分け)w

■解答 正。平成17No.25の出題は、主語が「フランス国立図書館」になっている誤りの枝でした。上記の問題は、それを正しくした問題です。


――――――――――――――――――――――

デンマーク王立図書館
(シュミット・ハマー・ラッセン)
■問題77-1
デンマーク王立図書館(コペンハーゲン、1999年)は、既存の王立図書館(旧館)に対し、道路を挟んだ運河側に黒色のガラス張りの新館が増築され、メインエントランスは新館に設けられている。
(一級計画:令和4年No.17)

■リンク
https://hash-casa.com/2020/06/29/blackdiamond/

■解答 正。
「ブラック・ダイアモンド」の愛称で親しまれています。

――――――――――――――――――――――


新アレクサンドリア図書館(スノヘッタ)
■問題77-2
新アレクサンドリア図書館(スノヘッタ)は、傾斜した巨大な円盤状の屋根構造をもち、外壁には世界各地・各時代の文字が彫り込まれている。
(一級計画:平成29No.17

■リンク
https://hash-casa.com/2024/02/05/bibliothecaalexandrina/

■解答 正。平成29No.17の出題は、主語が「ベルリン自由大学図書館」という誤りの枝でした。設問は、それを正しくした問題です。

――――――――――――――――――――――

シアトル中央図書館(OMA)
■問題77-3
シアトル中央図書館(OMA)は、外観全体が格子状の鉄骨とガラスで構成され、室内空間に外光を導いている。
(一級計画:平成29No.17

■リンク
https://ishirabe.com/seattle-public-library/

■解答 正。なお、OMA(Office for Metropolitan Architecture)は、レム・コールハース氏の主宰する設計事務所です。

――――――――――――――――――――――

ベルリン自由大学図書館(フォスター・アンド・パートナーズ)
■問題77-4
ベルリン自由大学図書館(フォスター・アンド・パートナーズ)は、外壁が二重構成のドームで覆われ、内部は白色で統一され、特徴的な形状と省エネルギーを重視した画期的な機能から「ベルリンの脳」とも呼ばれている。
(一級計画:平成29No.17改)

■リンク
https://www.fosterandpartners.com/projects/free-university/#gallery
↑フォスター・アンド・パートナーズのホームページです。貴重な写真ばかり!
https://www.fosterandpartners.com/projects/
↑その他いろいろ。おなか一杯?

■解答 正。平成29No.17の出題は、記述内容が「新アレクサンドリア図書館」になっている誤りの枝でした。上記の問題は、それを正しくした問題です。

――――――――――――――――――――――




井澤ですいざわ

問題
73の「ふじようちえん」について、設計者である手塚貴晴氏の講演動画はぜひ見てみてください。「ふじようちえん」の楽しさが伝わってきます。

――――――――――――――――――――――
棚倉町立社川小学校(たなくら・やしろがわ)(近藤道男)
■問題71
「棚倉町立社川小学校」(福島県、1998年)は、クラスルーム、オープンスペース及びテラス等を、低、中、高学年ごとにまとめたユニットとし、各ユニット、多目的ホール及び屋外劇場を、中庭を巡るスロープで結んでいる。
(一級計画:平成18No.12

■リンク
http://kenchikukeikaku2009.seesaa.net/article/121808704.html
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/gyouji/__icsFiles/afieldfile/2012/01/18/1315033_08.pdf
↑1、2、4、5ページに棚倉町立社川小学校の写真があります。
なお、「クラスルーム、オープンスペース等を、低、中、高学年ごとにまとめる」という計画手法は、前回問題70で学んだ千葉市立打瀬小学校と全く一緒ですので、設問の表現も非常に似ています。あらためて問題70を再掲します。
―――――――――問題70――――――――――
「千葉市立打瀬小学校」(千葉県、1995)は、クラスルーム、ワークスペース、アルコーブ、中庭等をひとまとまりにした空間を、低、中、高学年ごとに配置し、多様な学習展開への対応を図っている。(一級計画:平成18No.12)(正)
――――――――――――――――――――――

■解答 正。平成18No.12の出題は、主語が「目黒区立宮前小学校」(東京都、1985)になっている誤りの枝でした。上記の問題71は、それを正しくした問題です。

――――――――――――――――――――――
公立はこだて未来大学(山本理顕)
■問題72
公立はこだて未来大学(北海道函館市)は、吹抜けの大空間に面して、機能を特定しないスタジオを雛壇状に設けている。
(一級計画:平成21No.17

■リンク
https://www.riken-yamamoto.co.jp/index.html?page=ry_proj_detail&id=141&lng=_Jp
↑設計者のホームページです。以下、同ホームページより。
「一人で考えたいとき、チームで活動したいとき、様々な場面が自在に展開できるような空間である。その自在な空間を「スタジオ」と呼ぶ。そのスタジオのすぐ横に先生たちの研究室がある。研究室とスタジオとの間は透明ガラスで仕切られて、お互いの様子が分かるようになっている。」

■解答 正。

――――――――――――――――――――――
福岡市立博多小学校(シーラカンスK&H
■問題72-2
福岡市立博多小学校(福岡県)は、オープンプラン型を採用し、旧来型の職員室の代わりに壁のない教員コーナーやワーキングスペースを設けることで、複数の教員で児童を見守ることのできる空間整備が行われた。
(一級計画:令和3年No.15

■リンク
https://www.worksight.jp/issues/18.html
↑オープンプラン型が良く分かるパノラマ写真があります。
https://www.fafnpo.jp/hakata-elementary-school

■解答 正。

――――――――――――――――――――――
ふじようちえん(手塚貴晴・手塚由比)
■問題73
ふじようちえん(東京都立川市)は、屋内の間仕切壁が少なく、引戸の多用により屋外ともつながる広々とした空間の上に、自由に走り回れる円環状のウッドデッキを設けた屋根がある幼稚園である。
(一級計画:平成23年No.16

■リンク
https://www.youtube.com/watch?v=J5jwEyDaR-0
↑設計者である手塚貴晴氏による「ふじようちえん」についての講演動画です。「ふじようちえん」の楽しさが伝わってきます。
http://www.tezuka-arch.com/japanese/
↑設計者のホームページです。
「作品」→「教育施設」と進むと出てきます。

■解答 正。

――――――――――――――――――――――
立命館大学大阪いばらきキャンパス(竹中工務店)
■問題73-2
立命館大学大阪いばらきキャンパス(大阪府)は、工場跡地において、官民が連携し、防災公園と一体化して計画された。
(一級計画:令和3年No.15

■リンク
https://www.takenaka.co.jp/majorworks/41305882015.html
↑竹中工務店の設計施工です。
https://www.youtube.com/watch?v=MsY1XIoMMHQ
↑立命館大学による大阪いばらきキャンパスの紹介PVです。
隣接する防災公園(岩倉公園)との一体化が良く分かります。

■解答 正。

――――――――――――――――――――――





井澤ですいざわ

関連する「比較暗記法」へのリンクも付けましたので、ぜひ参照してください。

――――――――――――――――――――――

東浦町立緒川小学校(ひがしうら・おがわ)
(田中・西野設計事務所)
■問題66
東浦町立緒川小学校(愛知県)は、オープンスペースを設けずに、クラスルームにアルコーブを設けるなど教室重視の計画とした。
(一級計画:平成7年No.13

■リンク
http://ogawashou.blog119.fc2.com/blog-entry-2757.html
↑東浦町立緒川小学校のブログです。オープンスペースがよく分かります。

■解答 誤。
東浦町立緒川小学校は、教室間の壁を取り払ったオープンスペースによる施設計画が特徴です。
がわ小学校は、ープンスクール」。「お」つながりで覚えましょう!
設問の記述内容は、次の宮代町立笠原小学校の特徴です。

―――――――――――
――――――――――

宮代町立笠原小学校(みやしろ)
(象設計集団)
■問題67-1
「宮代町立笠原小学校」(埼玉県、1982)は、クラスルームの床面積を通常の約1.5倍とし、クラスルーム内に畳コーナー、ベンチ等のあるアルコーブを設けている。
(一級計画:平成18No.12
■問題67
宮代町立笠原小学校(埼玉県)は、教室間の壁を取り払ったオープンスペースによる施設計画がなされている。
(一級計画:平成5年No.12

■リンク
http://iwase-atelier.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-a52b.html
↑前半が宮代町立笠原小学校です。

■解答
問題67-1 正。
問題67-2 誤。宮代町立笠原小学校は、オープンスペースではなく、クラスルームにアルコーブ(凹み)を設けるなど教室重視の計画が特徴です。当時流行し始めていたオープンスクールと一線を画する試みでした。設問の記述内容は、前述の東浦町立緒川小学校の特徴です。
↓ぜひ「比較暗記法No.165(公共建築の実例1)」も参照してください。
http://kentikushi-blog.tac-school.co.jp/archives/43100024.html

――――――――――――――――――――――

目黒区立宮前小学校
(アルコム)
■問題68
「目黒区立宮前小学校」(東京都、1985)は、オープンスペースをメディアスペース(VTR・スライド・OHP学習コーナー等)と組み合わせた計画が特徴である。
(一級計画:平成18No.12

■リンク
http://bebetoku.exblog.jp/5673341/

■解答 正。平成
18No.12の出題は、記述内容が棚倉町立社川小学校(たなくら・やしろがわ)」になっている誤りの枝でした。上記の問題は、それを正しくしたオリジナル問題です。

――――――――――――――――――――――

浪合村(現在の阿智村)立浪合学校(なみあい)
(湯澤正信)
■問題69-1
「浪合村[現在の阿智村]立浪合学校」(長野県、1988年)は、ランチルームに音楽室を隣接させてオーディトリウムの機能をもたせて地域の利用も可能としている。
(一級計画:平成18No.12
■問題69-2
浪合村立浪合学校(長野県)は、村の教育や福祉活動の中心施設として、保育園、小学校、中学校とデイケアセンターを併設している。
(一級計画:平成14No.12
■問題69-3
浪合村立浪合学校(長野県) は、村の教育・文化施設の中心として、保育園、小・中学校、公民館を併設した。
(一級計画:平成7年No.13

■リンク
https://sites.google.com/yzwaa.com/yzw/%E6%B5%AA%E5%90%88%E5%AD%A6%E6%A0%A1
↑設計者のホームページです。ランチルームに音楽室を隣接させてオーディトリウムの機能をもたせた写真もあります。

■解答
問題69-1 正。
問題69-2 誤。「福祉活動」ではなく「文化活動」が正。また「デイケアセンター」ではなく「公民館」が正。問題69-3(平成7年)に手を加えて誤りにしているのがよく分かると思います。
問題69-3 正。

――――――――――――――――――――――

千葉市立打瀬小学校(うたせ)
(シーラカンス)
■問題70
「千葉市立打瀬小学校」(千葉県、1995)は、クラスルーム、ワークスペース、アルコーブ、中庭等をひとまとまりにした空間を、低、中、高学年ごとに配置し、多様な学習展開への対応を図っている。
(一級計画:平成18No.12

■リンク
https://c-and-a.co.jp/jp/projects/utase-elementary-school/

■解答 正。
No.10で扱った「幕張ベイタウン」にある小学校です。
↓ぜひ「比較暗記法No.166(公共建築の実例2)」も参照してください。
http://kentikushi-blog.tac-school.co.jp/archives/43100680.html

――――――――――――――――――――――

↑このページのトップヘ