TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

動画de2級建築士

こんにちはたしろ

動画de2級建築士の目次を作成しました。
「No.」の部分にリンクがついていますので、その部分をクリックすると対象記事&動画に飛べます
ぜひご活用くださいませ

◆計画
 No.1
  空気線図
  日射(大気透過率、大気透過率)
 No.2
  空調方式
  給水設備
 No.3
  集合住宅の形式
  各論一般(試験で覚えにくい数値の整理)


構造
 No.4
  力学(片持ち梁の反力)
  力学(静定トラスの反力) 
 No.5
  力学(静定トラスの応力(切断法))
  力学(最大曲げ応力度)
 No.6
  地震力(振動特性係数の覚え方)
  鉄筋コンクリート構造(継手)
 No.7
  鉄骨造(局部座屈・幅厚比)
  木造(接合部・釘接合)
 No.8
  建築材料(セメント・コンクリート)


法規
 No.9
  法規の出題概要と勉強法
  用語:建築面積
 No.10
  防火区画(竪穴区画、異種用途区画など)
  採光
 No.11
  木造の壁量計算
  容積率
 No.12
  「高さ制限の問題解説」(平成25年本試の問題)
  「容積率の問題解説」(平成27年本試の問題)


施工
 No.13
  枠組足場・単管足場
 No.14
  山留め壁の種類
  コンクリート工事(締固め)
 No.15
  鉄骨工事(仮ボルトの締付)
  タイル工事(モルタルによる後張り工法)
 No.16
  補強コンクリートブロック造工事  


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こんにちはセイタです
せいた
動画de2級建築士、第16回目、今回が最終回となります

科目「施工」のうち、補強コンクリートブロック造工事について学習します。

 

<今週の講義>施工:試験によく出る 補強コンクリートブロック造工事

なかなか身の回りで見かけない「補強コンクリートブロック造」の建築物ですが、二級の試験では、例年1問程度出題があります。
なお、近年はALCパネル工事との融合問題としても出題されることがあります。

 

 

Pointは、

●施工上の細かい注意点を押さえる

ブロック同士を一体化させるための、配筋上の注意点、空洞部へのコンクリート・モルタルの充填を行う際の注意点などがよく出題されます。

「なぜそのような方法で施工するのか?」を理解して覚えるとよいでしょう

施工第6回20

 https://youtu.be/Hsu3spdpg9A

 

<過去の本試験では>

①モルタルと接するブロック面については、付着物等を取り除き、十分に乾燥させた後に、ブロック積みを行った。

②ブロックは、フェイスシェル厚の薄いほうを下にして積み上げた。

③縦目地空洞部には、ブロック4段ごとにモルタルを充填した。

 

 

 

 

①誤:乾燥させるのではなく「水湿し」を行う。モルタル中の水分がブロックに吸収され(ドライアウト)、モルタルが硬化不良を起こす。

②正

③誤:ブロック2~3段ごとに充填する。

 

  

 

 

さて、二級建築士の受験生を応援する「動画de2級建築士」の連載は、今回で終了となります

試験まで残り1ヶ月ほどですが勉強のギアを1段上げて、悔いのないように試験に臨んでくださいね




TACでは、6月2日(新宿校),3日(渋谷校)から二級建築士「直前演習ゼミ」が開講します
試験によく出て、かつ絶対に落してはならない重要問題を取り上げ、問題演習と解説の繰り返しによる、非常に実践的な講義です
特にこれまで独学で勉強されてきた方、直前期1ヶ月の「総仕上げの学習」として有効です

わたくし清田(セイタ)は、渋谷校にて講義を行います

初回講義は無料で体験もできますので、今年絶対に合格したい人は、ぜひぜひ







こんにちはセイタです

せいた
東京は、夏並みに暑い日が続いております
受験生の皆さん、体調崩さないようにお過ごし下さいね

さて「動画de2級建築士」、第15回目です。

今回は科目「施工」のうち、鉄骨工事、タイル工事について学習します。

 


<今週の前半>施工:試験によく出る鉄骨工事(仮ボルトの締付)

二級の試験では、鉄骨工事から例年2問出題されています。

そのうち仮ボルトの締付けについては、毎年のように出題があるので必ず覚えてくださいね

 

Pointは、

①仮ボルトの種類

原則、本接合と同軸径の「普通ボルト中ボルト:仕上げの程度が中程度)」を用いる。ただし例外として、現場溶接にて柱を継ぐ場合の仮ボルトは「高力ボルト」を用いる。

②締付け本数

一般部では、ボルト一群に対して、「1/3程度かつ2本以上」。混用接合や併用継手の場合は、締付け本数を「1/2程度」に増やす。なお、現場溶接にて柱を継ぐ場合は「全数締め付け」、しっかりと固定する。

施工第4回20
https://youtu.be/s-Cb6MURy6M 



 

<今週の後半>施工:試験によく出るタイル工事(モルタルによる後張り工法)

二級の試験では、タイル工事については、左官工事、石工事などと共に融合問題として例年1問出題があります。各タイル工事についての特徴を押さえておく必要があります。ここでは、セメントモルタルを使った後張り工法について解説します

 

Pointは、

①張付けモルタル(タイルを張るためのセメントモルタル)を壁面に塗布するのか、タイル裏面に塗布するのか、あるいは両方に塗布するのかに着目

●壁面に塗布 → 密着張り、モザイクタイル張り

●タイル裏面に塗布 → 改良積上げ張り、マスク張り

●両面に塗布 → 改良圧着張り

 

②タイルの張付け手順(上から下or下から上)に着目

●上から下 → 密着張り(1段おき)、改良圧着張り

●下から上 → 改良積上げ張り(下から上へ積上げる)
施工第5回20
https://youtu.be/5C1ov_yVuhc









こんにちはセイタです

せいた

「動画de2級建築士」、第14回目です。

今回は科目「施工」のうち、山留め工事、コンクリート工事について学習します。

 

<今週の前半>施工:試験によく出る「4つの山留め壁」

二級の試験では、土工事、基礎・地業工事から、例年1~2問程度出題されています。

そのうち、山留めについては「山留め壁」と「(山留め)支保工」の組合せになりますが、今回は、山留め壁についての解説です。

 

Pointは、

①4つの山留め壁を写真などで知る。

②それぞれの特徴、施工方法、適用地盤などを知る。

施工第2回200
https://youtu.be/kUA4LJd79Fg
 

<過去の本試験では>

①地下水位が低く、良質な地盤であったので、山留め工法として、親杭横矢板

工法を採用した。

②山留めを親杭横矢板工法としたので、基礎工事までの作業は、根切り→砂利

地業→山留め→基礎の順で行った。

 

 

①正

②誤:親杭の打込み→根切りを進めながら横矢板の設置→地業→基礎の順。



<今週の後半>施工:試験によく出るコンクリートの締固めのポイント

二級の試験では、コンクリート工事から例年2問出題されており、他分野と比べると出題数の多い分野となります。

 

Pointは、

①棒形振動機やタンピングによる締固めの注意点は、よく出題される。
難しい所ではないので必ず得点できるように。

 施工第3回200
https://youtu.be/qAwJ5kh2o1Q

 

<過去の本試験では>

①コンクリート棒形振動機による締固めは、コールドジョイントを防止するため、棒形振動機の先端が、先に打ち込まれたコンクリートの層へ入らないようにして行った。

②スラブのコンクリートは、打込み後に表面の荒均しを行い、凝結が終了した後にタンピングを行った。

 


①誤:先端が、先に打込まれたコンクリートの層へ「入るように」行う。

②誤:凝結が終了する「前」にタンピングを行う。





こんにちはセイタです

せいた
気づけば2級建築士の学科試験まで、ちょうど残り2ヶ月、1級は3ヶ月を切りましたね

ちなみに、2級の設計製図試験の課題発表は、あと1ヶ月ほどです

世間はGWですが、気を引き締めて頑張りましょう


 

さて「動画de2級建築士」、第13回目です。

今回から科目は「施工」になります。

 

<今週の講義>施工:試験によく出る「枠組足場・単管足場」のポイント

二級の試験では、仮設工事の問題は、必ず毎年1問出題されます。仮設工事の問題は、細かい数値が問われることも多く、中でも枠組足場、単管足場は出題の中心となります。

 

Pointは、

①各足場の違い・特徴を図や写真で知る。

②覚えにくい数値は語呂合わせなどを使って覚えよう

今回は、試験でよく出る「壁つなぎの間隔」についての語呂合わせをご紹介しています
施工第1回20
https://youtu.be/99bw1pKHt4I


<過去の本試験では>

①高さが12mの枠組足場における壁つなぎの間隔は、垂直方向を9m、水平方向を8mとした。

②単管足場における壁つなぎの間隔は、垂直方向5.5m、水平方向5mとした。




 

 

①正

②誤:水平5.5m以下、垂直5m以下








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