TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

動画de2級建築士

せいた
こんにちはセイタです

二級建築士の試験のポイントをご紹介する「動画de2級建築士」、第2回目です。
先週に続き、今週も科目は計画です

 

<今週の前半>計画:空気調和設備―空調方式

空気調和設備に関する出題は、近年は毎年2問出題されており、落せない大事な分野です

Pointは、

①最低限、試験に必ず出る空調方式3つ(定風量単一ダクト方式、変風量単一ダクト方式、ファンコイルユニット方式)を押さえること

②それぞれの空調方式の長所、短所を理解して覚えること

③その他の空調方式(省エネ空調方式など)は、どんなタイプの空調方式か?
概要だけ知っておけばOK


計画第3回20
https://youtu.be/X3XEdU5hrbE

<過去の本試験では>

①変風量単一ダクト方式は、一般に、定風量単一ダクト方式に比べて、室内の気流分布、空気清浄度を一様に維持することができる。

②ファンコイルユニットと定風量単一ダクトとを併用した方式は、定風量単一ダクト方式に比べて、必要とするダクトスペースが大きくなる。 

 

①誤→一般に、一様に維持することが難しい。

②誤→ダクトスペースを小さくすることができる。





<今週の後半>計画:給水設備

試験では、給水設備、給湯設備、排水設備、衛生設備(便器など)の融合問題として、
近年は毎年1問出題されています

Pointは、

逆サイホン作用、バキュームブレーカ、クロスコネクション、ウォーターハンマーなど、混乱しやすい用語を区別して覚えること

特に以下は混乱しないように

●給水の逆流防止バキュームブレーカを設置。

ウォーターハンマー防止エアチャンバーを設置。
計画第4回20
https://youtu.be/OjWf9Ev43SY

<過去の本試験では>

①飲料用受水槽のオーバーフロー管は、一般排水系統の配管に直接接続する。

②一般的な事務所ビルにおける設計用給水量を、在勤者1人1日当たり80 l とした。

③シングルレバー水栓や全自動洗濯機への配管において、ウォーターハンマーの発生を防止するためには、エアチャンバーの設置が有効である。

 

 

①誤→排水が槽内に逆流しないように、間接排水としなくてはならない。

②正

③正


来週は、住宅、商業建築、公共建築などなど計画各論について学習をします






せいた
こんにちはセイタです
TAC
では、先週から二級建築士の学科講座が開講し、学習がスタートしました

そこで
これから毎週、二級建築士学科試験でのポイントを動画と共にお届けしたいと思います。

少しでも皆さんの試験勉強にお役に立てたら幸いです


科目は、計画→構造→法規→施工の順となります。

では早速、計画から

<今週の前半>計画:室内環境―空気線図

空気線図の問題は、近年、2年に1回の割合で出題があります。

Point

①空気線図のグラフの各パラメーターを覚えること

②簡単なグラフを自分で描けるようにすること

③空気線図の読み方を覚えること
計画第1回20
https://youtu.be/hlpW34qPnLU

<今週の後半>計画:日照・日射・採光

日照・日射・採光の問題は、毎年1問出題があります。

まずは

日照:太陽の光効果。直射日光。

日射:太陽の熱効果。

採光:太陽の光を室内に取込むこと。

これらの違いを意識して勉強していくと、理解度が違います

Point

試験でよく出る用語、大気透過率、大気放射などを理解して覚えること

計画第2回20
https://youtu.be/wfh0u8ILxiE

<過去の本試験では>

①天空日射量は、一般に、大気透過率が高いほど大きい
誤→小さい

大気放射とは、日射のうち、大気により吸収、散乱される部分を除き、地表面に直接到達する日射のことである。
誤→直達日射量



来週は、空調設備や給排水衛生設備など、設備の学習をします





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