TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

スズキ

 こんにちは、スズキです。suzuki01

2級建築士 設計製図試験の課題の発表から、2週間以上が経ちました。
TAC建築士講座では、7月20日から2級建築士 設計製図本科生が順次開講していきます。

それまでの期間にできることとして、「部分詳細図(木造)の描き方」の動画をご紹介します。


今年も要求図書のなかに「部分詳細図(断面)縮尺1/20」が入っていましたね。

実は私は、部分詳細図を描いたことがなく、この動画を紹介するにあたって、実際に描いてみることにしました。

まずは、答案例を眺めてみました。
課題は〈設計早期3〉基礎部分の詳細図です。
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詳細図というだけあって、なんだか細かい感じでめんどくさそう…やっぱり講義が始まってから練習すればいいかな…ということがふと頭に浮かびます。

でも、その気持ちを抑えて、とりあえず動画を観ます。

講師はセイタ先生です。
【二級設計製図講座 部分詳細図(木造)の描き方】


【二級設計製図講座 部分詳細図(RC造)の描き方】


当初は動画を観ながら、平行定規を使って、きちんと描いてみようと思ったのですが、それだと時間がかかりそうなので、この段階では作図の流れをつかむということを一番の目的として、気になったところをメモしながら、フリーハンドでなんとなく描きました。
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うっかり【二級設計製図講座 部分詳細図(RC造)の描き方】の動画を観ていて、そのまま描いてしまいましたが…木造でもRC造でも作図の考え方はほとんど同じなので、全体の流れはつかめました。

いよいよ、平行定規を使って描きます。
一回観ただけでは、細かい部分は覚えていないので、設計早期テキストで確認しながら描いていきます。
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平行定規とこれら↑の道具を使用しました。
2019TACオリジナルテンプレートはまもなく販売です。 詳細は追ってお知らせします!)

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セイタ先生の講座では、答案用紙のグリッドを使った作図方法をとてもわかりやすく教えてくれて、初めてでもとてもスムーズに描くことができました。
描き始めるまでは気が重いのですが、描いてみるとさらっと終わりました。

作図時間は40分かかってしまいましたが、短縮するには、全体の流れをつかんで→手順を覚えて→自分のやり方を決めて→何度も練習するしかないですね!

今回は基礎部分の詳細図を描きましたが、本試験では基礎部分・2階床組部分・屋根軒先部分のどの部分が出題されるのかわかりませんので、今のうちに部分詳細図を一歩進めてみてはいかがでしょうか。

動画の他にもセイタ講師のブログに「部分詳細図」に関する記事がありましたので、こちらも併せてご活用ください。
→ブログ:部分詳細図(木造)の描き方
→ブログ:部分詳細図(RC造)の描き方

動画のリンク元
→HP:動画一覧(TAC建築士講座ホームページ)


こんにちは、スズキです。suzuki01

5月も残すところわずかとなり、TAC建築士講座では「公開模擬試験」が差し迫ってきました。
その後は「直前演習ゼミ」など、アウトプット中心の講義が始まります。

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私自身を振り返ってみると、この時期から6月末くらいまでが、一番モチベーションを保つのが辛かったです。
なぜなら、アウトプットができるほど、勉強出来ていなかったからです。。。

私はインプットの要領が悪くて、気がつくと試験には出なさそうなマニアックな部分を掘り下げたりして、時間だけが過ぎていっていました。

でも、この「直前演習ゼミ」を期限として、割り切ることにしました。
この講義は、一問ずつ、問題を解き→先生の解説を聞く、ということを繰り返します。
5科目ある、あの膨大な試験範囲を一通り確認できる講義になります。

なので、今年も無理かな…とあきらめる前に、とりあえず、この講義に出た問題だけでも消化しようと決めました。
そして、問題を絞ったうえで、試験範囲を最低一周、時間があればもう一周と繰り返す勉強に切り替えました。

「直前演習ゼミ」2級は6/8(土)から、1級は6/15(土)から順次開講していきます。
もちろん、Webでも受講できます!

次のページでは、開講校舎と担当講師を紹介します。


これから受講できる講座の詳細は下記からご確認ください。
2級 直前演習ゼミ
1級 公開模擬試験
1級 厳選答練
1級 厳選答練パック
1級 直前演習ゼミ


また、来週5/29(水)19時から渋谷校にて1級学科生を対象に本試験直前期に何をすべきかをお話しする無料セミナーがあります。
担当は井澤講師です。セミナー終了後に井澤講師に直接質問できますので、迷っている方は、ぜひ一度ご参加ください。



こんにちはスズキです。suzuki01
TAC建築士講座の教材の制作などを担当しています。
よろしくお願いします。

【一級建築士設計製図フリーハンド作図法】についてご紹介します。
(コースの詳細はこちら→

2019年6月生が6月5日(水)19:00から開講します!
校舎は新宿校で、担当講師は東山先生です。

去年、東山先生が担当していた八重洲校の設計製図本科生クラスの合格者のうち、半分くらいの方がフリーハンドで合格しています。
私も設計製図早期クラスの時に、東山先生に教えていただきました。
本試験もフリーハンドで挑み、合格しました。
furihan
(柱はテンプレート、寸法線は定規を使用しました。)

私は「平行定規」を使うと、神経質になり過ぎてしまって作図時間がかかってしまい、逆に早くしようとすると、びっくりするくらい雑になるかのどちらかでした。
なので、「丁寧なフリーハンド」を心がけると、作図時間は3時間くらいで、ちょうど良いということが判明しました。
しかも表現力が上がりました。
中には、フリーハンドにすると2時間30分くらいで描けて、その分をエスキスにまわせたという方もいます。

6時間30分の製図試験では時間配分が重要になるので、自分のペースを確認する為にも、試しに描いてみてはいかがでしょうか。
詳しくはコチラです。



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