TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

1級建築施工管理技士

こんにちは
建築施工管理技士講座の松島です。

「2025年度版 わかって合格(うか)る1級建築施工管理技士 基本テキスト&問題集(別冊)」

が、できました!

書店 早くて11/19~
Amazon 11/24~26 お届け(予約受付中)


となります。

2025年度版、今までと大きく変わった点があります。
それは、、、

分冊になりました!!!
テキストIMG_3189

問題集IMG_3186

基本テキストは、3分冊
8年過去問題集は、4分冊


今までは、分厚いテキスト・問題集を自分で分解して使っていたのです(重いから)。


「まずはこの1冊をやってみよう!」
「今週はこの部分だけ持ち歩こう!」
「テキストをさらっと眺めてみようかな!」

勉強ってつい億劫になりがちですが、
学習ツールが薄くなって、軽量化されたことで、
気持ちも少し軽くなってとっかかりやすくなる(=続けやすい)。
手軽っていいですよね。

特に問題集に関しては、1冊がうすくなります。
基本、片ページ1問(4肢or5肢)なので、物量は結構少ないんですよ。
見開き問題集IMG_3190

こんな感じ

TACのカリキュラムで、毎週の範囲を復習するにあたり、
問題集は、平均10~15ページくらいが該当箇所になります。
1週間で10ページなら、できそうな気がしません??
(1日/1ページ、たまに2ページ)

IMG_3192

テキストはフルカラーです。
また、両方とも、うれしい赤シート付

11/19以降、書店で見かけましたら、ぜひパラパラっと見てみて下さい!

よろしくお願いいたします


もう1つ告知
11月20日(水)19:30~ オンラインガイダンスやります!


2025年度合格にむけて、
試験の傾向と、そこからどんな対策がいるのかを知っておきましょう。
(まずは「敵を知れ」ってやつですね)

お申込みお待ちしております!

こんにちは!建築施工管理講座の松島です。


お待たせしました!
令和6年1級建築施工管理技士二次検定 解答例 UP完了!!
TAC講座 HPにて、見れます(登録・その他入力不要三浦講師のコメント入りです

動画でも解説していますので、よろしければ見てみて下さい。こちら
(総評動画はこちら



いやーーーー、
解答例書いてみて改めて「これを3時間かぁ。。。」と思いました。
めいっぱいかかっただろうなと思います。

ココでは2点お話しします。

【1】第1問小問1の文章構成
「○○工法から□□工法に変更する。~(削減・省力化等)ため。」
「~~を確保すべき品質とする。~~~留意する。」

となります。
「確保すべき品質」と「施工上の留意事項」の書分けが意外と難しかった。。。
例年、この「品質」に関しては合理化の中で問われてきましたが、
今回、ここが書分けポイントですね。

ちなみに、過去の合理化では、
H25 品質を確保できる理由
H29 確保しようとした品質
R2 品質確保のための留意事項
R4 懸念された品質
以上について出題されています。


【2】3提案の記述組み合わせ
いっこ前の記事で、合理化の事例 ↓ あげましたが、、

場所打ち杭の余盛り静的破砕(製品名:クイカッター)・梁型枠の地組み梁鉄筋の地組み・工場での鉄筋先組み・機械式継手・機械式鉄筋定着・床開口鉄筋ユニット・ラス型枠・キーストン型枠・パーマネント工法・軽量支保梁・段差スラブ鋼製型枠・ハト小屋・プレカット(LGS・PB)・天井角スタッド工法・出隅コーナーボード・アス防→改アス・アス防→塩ビシート防水機械固定工法、、、、など。


これらの中で、1部組み合わせを気を付けた方が良いかも?なものがあります。
太字にした、・梁型枠の地組み梁鉄筋の地組み機械式継手です。

「梁型枠の地組み」「鉄筋機械式継手」
→OK

「梁型枠の地組み」「鉄筋の地組み」
→両方とも「クレーンで吊り上げて組立て」ということから、類似?が懸念。
 ただ、③の確保すべき品質や留意点が全く異なってくるので、なんか点は入るか。。。

「鉄筋地組み」「鉄筋機械式継手」
 →この場合、「機械式」になった理由が「鉄筋地組み」になるので、
(「鉄筋地組みに伴い、ガス圧接継手から機械式継手に変更した」書くとするとこんな感じ)
  こうなると、鉄筋地組みと機械式継手はセットのようなもの。なので、
  1つの軽減策で2つ書いてるとみなされる可能性が、、、、懸念。

以上2点、補足解説になります。


また、
今回の解答例では、設問より「現場作業の軽減」に限定しているため、
念のため「早期着手」「工程短縮」「近隣」「養生」等の記述は含めていません。
(いうて、書いていても減点にはならないとは思います。)



ちなみに、
TACでは、新傾向予想で「合理化」では、2課題対策しました。
全部で4課題。
・新傾向対策で「副産物」「品質」「合理化」それぞれ1課題ずつと、
・直前テスト「合理化」

ちょっとだけビビらずに済んだかなと思います。
(「工事概要に無い工事は書けないよー」という話もしてたので、、、どうでしたか?)


この3日間、ここでの総評や解説・動画 UPしてきました。
試験後の振り返りや、次年度を目標としている方のお力になればと思います。


今年受験された皆様へ、
あらためてお疲れ様でした!
よくぞ、この変動の一年を乗り切りましたね。
力を出し切ったと思いますので、しばらくはゆっくりと過ごせるとよいですね。
(といっても、建設業界、通常業務に戻るだけなので、気は休まらないかもですがw)

みなさまの良い結果を祈っております!!!
1年間(ないし、2か月間)お疲れさまでした!
ありがとうございました















みなさん、こんにちは!建築施工管理講座の松島です。

10月20日(日)1級建築施工管理技術検定二次検定が実施されました。


まずは、大変お疲れさまでした!!!!!
もう、パー―――――っと飲んで、布団の妖精となるくらい爆睡して下さい!
がんばってきた自分にご褒美を!!


さらっとした総評をTACのHPで挙げております。

ここでは、第1問(小問1)の解説を少し速報ベースで話します。

「問題の見直し」ブラックボックスが空いたわけですが、、、
いやーーサプライズ過ぎるだろう。初見で「おわた」と思ってスッと問題閉じたよ。。。


内容は「合理化」でしたね。

まぁ、ちょっとは「工事概要については結構詳しく設問で指定してくるだろうな」とは思ってましたけど、思った以上に詳細が設定されていました。

 

これ、ゼネコンで通しで現場見てないと、この工事概要からどんな物件か想像するのも難しかったと思います。工事概要から、都営住宅のような感じかな、という印象です。
仕上げが複層塗材、手すりはアルミ、、、すごくベーシックな物件。ある程度敷地があるので、現場事務所は敷地内にプレハブで置けて、大型のクレーンの設置もできたでしょう。なので「6m道路隣接」とありますが、クレーンやポンプ車の設置に道路使用許可申請書は不要、くらいの規模感。


工事概要の書き方は、設計図の頭にある敷地概要・建物概要・仕上表のようなイメージで作って来てますね。「施工図」しか見たことないと、「うっ」となったと思う。

で、皆さん一番気になったの「ただし書」についてだと思います。


なお,次の記述 は不可とする。

 ・工事概要に示す工事において施工上必要としない工事及び作業に関する内容
 ・計画変更確認申請が必要となる内容
 ・竣工引渡し時期の遅れに繋がる内容
 ・工程の短縮は図れるが現場作業の軽減には繋がらない内容
 ・建築設備工事に関する内容


これね。


・工事概要に示す工事において施工上必要としない工事及び作業に関する内容
→養生や仮設工事(足場大バラシ)についての記述はOK

・計画変更確認申請が必要となる内容
→こいつ悩ましかったですね!
 結論、巷で見かける「合理化」の内容はOKです。
 
「計画変更確認申請が必要となる内容」の範囲は?
→ざっくり言うと、「建物の位置・高さ・躯体寸法の大きさ等について変更する場合」は計画変更確認申請が必要となってきます。ただし、「軽微変更」に関しては、この申請は不要となります。詳しくは、建築基準法第6条1項を参照

「施工の合理化」で取り上げられる多くが、この「軽微変更」に該当します。
軽微変更の詳細については、建築基準法施行規則 第3条の2 1項八~十六号を参照

上記内容から、「解答を避けた方がよい合理化」
・柱、梁、スラブ、階段のPC化、階段の鉄骨化(バルコニー、手摺、パラペット、ハト小屋はOK
→これらは、構造躯体そのものになるので、計画変更確認申請が必要となってきます。

・スラブに関連して、ボイドスラブ、鉄筋付デッキスラブ(通常のデッキスラブはOK
→スラブは「主要構造部」であり「構造耐力上主要な部分」に該当するので、シビアなんですね。

となります。

はい、次
・竣工引渡し時期の遅れに繋がる内容
→そのままの意味なので、いうことないです。
 思いついたのは、今回塗装工事が広範囲で行われています。
 「外部の塗装を吹付工法からローラー仕上にする」というのは現実的でない規模です。
 これやると工期が遅れてしまいます。(狭小物件ならアリと思いますが)

・工程の短縮は図れるが現場作業の軽減には繋がらない内容
→「現場発生土を仮置きして、埋戻し土に使った」とかが、作業量自体は減っていないので、
 うーーーーーん。といったところ。 


・建築設備工事に関する内容
→そのまんま。

ここまでが、「ただし書」についてでした。

じゃー何がOKだったのか、以下に項目だけ挙げていきます。
・場所打ち杭の余盛り静的破砕(製品名:クイカッター)・梁の地組み・先組み・型枠の地組み・機械式継手・機械式鉄筋定着・床開口鉄筋ユニット・ラス型枠・キーストン型枠・パーマネント工法・軽量支保梁・段差スラブ鋼製型枠・ハト小屋・プレカット(LGS・PB)・天井角スタッド工法・出隅コーナーボード・アス防→改アス・アス防→塩ビシート防水機械固定工法、、、、といったところでしょう。

こうして上げると、躯体は色々ありますが、仕上げは少ないですね。。。
これらに関して設問に示された①~③の内容について記述ができたかどうかとなります。
「あなたが考える対策」なので、解答文の語尾はすべて現在形(~する。)です。


はい、いかがでしたでしょうか??


長くなりましたが、第1問(小問1)の解説は以上となります。
解答例(詳細の解説は無し)準備中になります。UP次第ブログも更新しますね。


結果は、令和7年1月10日。
今年は、改定年ということで異例ずくめでしたね、、、、
一次検定の試験日は変わるし、応用問題も変わるし、急に「問題の見直し」出てくるし、、、


ほんとーーーーーーに、お疲れさまでした。


TAC講師の松島です。

皆さま、結果どうでしたか??

自己採点で、結果は分かっているものの、マークミスや選択ミスがないかでドキドキしてた方いらしたのでは?

以下、発表内容と数値です。

 

2024/8/23更新

令和6年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 実施結果

受験者数/合格者数

・受検者数:37,651名(前年24,078名)前年比156

・合格者数:13,624名(前年10,017名)前年比136

合格基準

60問中36問以上正解(応用能力:10問中6問以上正解)

合格率

36.1

 

一次検定受験資格緩和によって、受験者数がグッと伸びました(前年1.5倍)。

分母が大きくなってるので、合格者数も1.3倍。

ただ、合格率は36.1%と過去10年の中で2番目に低い合格率に。。

とはいえ、主観ですが、試験の難易度は今後も変わらないと考えます。

(簡単にもならないし、難しくもならない。過去問ベースは変わらない。)

ちなみに、
TAC一次検定対策講座では、受験番号調査で解答いただいた方、
全員合格でした!祝!!
皆さんよく頑張りましたね!!!!(小踊りしちゃう) 


さて!

二次検定に進まれる方、TACでは二次検定対策講座開講しております。

第1・2回講義は、「試験概要・第1問対策概要・第3問対策」でした。

本格的に、経験記述対策が始まるのは今週末(8/25)からです。

WEBも教室も、この段階途中からでも間に合いますよ。
まだまだ、受け付けております!

 

 

ここでご案内。

「特別返金制度」について、、

二次対策講座申し込んで頂いてたけど、結果が残念だった方、
お支払いの二次対策本科生受講料を全額返金致します。

・今日から3日以内(遅くとも月曜日まで)に解約申し入れをお願いします。

・申請には合否通知書のコピーが必要です。

その他詳細につきましては、各校舎またはカスタマーセンターへお問い合わせください。
何卒宜しくお願い致します。

 

さぁ、ココで終わりじゃないですよ!
「願ったなら、叶えてしまえ」(私の好きな歌詞の一部です。)
試験情報等、随時更新していきますので、ひきつづきアンテナは張っておきましょう。

みなさんおつかれさまでした!

講師の松島です。

 

自己採点いかがでしょうか?


TAC1級建築施工管理技士HPにて総評をUPしておりますので、

宜しければこちらをご覧ください。総評動画も収録しました。こちらをご覧ください。

ここでは、もっとざっくばらんな初見の感想を。

今日900時点で問題みた時、「やっぱり建築学こうきたか!」

そして、No,2「熱貫流率?知らん!」です(笑)。安心してください。

でも力学No,5はちゃんと解けましたよ。

 

No,11 座屈荷重の問題て、、これも公式知らないと解けない。捨て問確定。

No,12のモーメント図は、勘で(あとでちゃんと計算しました)。

この2点以外は分かる問題が多かったかな?
少々不安だったのが、No,8 音。②か③で、あれ?っとなりました(③が誤り。距離2倍で-6dB)。

 

No,17③は、一級建築士からの出題でした。

No,20は、まるっと新問。後回し。

その後はHPにある総評の通りに進んでいき、

No,40外壁改修、むむ、ちょっと難しいぞ。
問題何回も読み返しました(ポイントはひび割れ幅と挙動が有・無です)。

そして、No5160「応用能力問題」。新問もありましたが、誤りの肢は鉄板ものがちらほら。


と、このぐらいでしょうか。つらつらと書きましたが、初見の感想でした。
後半は総評にある通りになります。

 

以下、少々分析

298肢中

R0105 56

H28R05 71.4

新問 18.1

 

でした。新問の割合は昨年R05の時も同じくらいでしたので、

約2割新しい問題を毎年混ぜることで、新陳代謝をしてるのが分かります。

 

講義内で取り扱った「直前テスト」や「五肢択一演習」でも取り上げていた問題が出た気がする。
これから、さらに詳しく分析していきます。


さて!

一次検定のみ受検の方、おつかれさまでした!

所定の実務経験年数後、二次検定を受け「監理技術者」を目指される方、
また一緒に頑張れることを楽しみにしております!

 

そして①、一次検定~二次検定同時受験の方!次のステップです!

さっそく準備をしていきましょう。

 

でも準備って何をしたらよい?

🔰初受験者向け」二次対策講座セミナー(7月25日19:30~)では、

問題構成、出題傾向、経験記述の「問題見直し」について、準備・対策についてなど

と、もりだくさんの内容となっております。

最後に質疑応答時間がありますので、是非リアタイでご参加ください!(要予約)



 

8月4日(日)1030~TAC新宿校にて、リアルセミナーを行います。

直接、講師と会って話を聞いてみたい、校舎の雰囲気を知りたいという方、

ご参加ください(予約不要)。皆さんにお会いできるのを楽しみにしております!

 

 

そして②、自己採点段階で全体の点数が足りなかった方、

もしくは、全体としては6割(36点以上)あるのに、足切り(五肢択一)で足りなかった方。

悔しいし、やり切ったからこそ悲しい。

いろんな感情があると思います。その気持ち、しっかり受け止めます。

そして一旦落ち着いたら、また次を見ていきましょう。

 

私の隣の席の岡部先生(二級建築士講座担当)の言葉

「死ぬわけじゃないんだから」だそうです。

→まぁ、確かに。

 (実はこの言葉に助けられたことがしばしば。)

 

そして③、せっかく「1級建築施工管理技士」取ろうと思って今回挑戦したのですから。

意気込みそのままに、今回の思いも加えて再チャレンジです!

それまでは、お仕事・プライベートともに頑張っちゃいましょう!応援しております!

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