
日曜日の二次検定の解答速報として、答案例をホームページにアップいたしました。
さて、国土交通省では、建設業法の改正について有識者会議を数度開催し、主に次のような改正案が準備されています。
1. 監理技術者の設置要件緩和(建築一式工事の場合6,000万円以上から7,000万円以上に)
2. 専任の監理技術者の設置要件緩和(建築一式工事の場合7,000万円以上から8,000万円以上に)
3. 専任性の緩和
4. 技術検定の受験資格の緩和(19歳以上であれば誰でも1級の一次検定を受験できる)
現時点では、改正法の条文(案)は公表されていないようですが、1~3に関しては年明けにも施行されるという噂があります。また、4.の受験資格については、令和6年度の試験からと推測されています。いずれも、技術者不足を解消することが目的かなと思われるものです。
現在は大学の指定学科を卒業して3年以上の実務経験がなければ受験できなかった1級の一次検定が、19歳以上であれば誰でも(学歴や実務経験に関係なく)受験できるようになる、というのは大きな改正です(すでに2級検定は17歳以上であれば誰でも一次検定が受験できるようになっています)。
19歳といえば、大学2年ですから、在学中に受験できることになります。その後卒業・就職して、実務経験を3年積めば、二次検定を受けることができるわけです。
詳細は、国土交通省が公表しているこちらをご覧ください。