井澤ですいざわ

■問題1
住宅の床組において、フローリング張りの下張り用床板の根太間隔については300㎜程度とし、畳下床板の根太間隔については450㎜程度とした。(一級施工:平成19No.16
■問題2
せっこうボード2枚張りとする軽量鉄骨壁下地のスタッドの間隔については、450㎜程度とした。(一級施工:平成21No.19

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■解答
 問題1、2ともに正
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450300


ポイント450mm間隔と300mm間隔

木造床組の
根太の間隔

畳床

450㎜程度

フローリング張り

300㎜程度

軽量鉄骨壁下地の
スタッドの間隔

せっこうボード2枚張り

450㎜程度

せっこうボード1枚張り

300㎜程度

畳もせっこうボードも、標準サイズは910mm×1,820mm(半間×1間)です。
表中、「450mm程度」は半間の2つ割、「300mm程度」は半間の3つ割を意味しています。

「木造床組の根太の間隔」は、剛性の高い(=硬い)畳床のほうが、その支持部材である根太の間隔が広くなり、
「軽量鉄骨壁下地のスタッドの間隔」も、剛性の高いせっこうボード2枚張りのほうが、その支持部材であるスタッドの間隔が広くなります。