TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

ファンズワース邸


井澤ですいざわ
No.25からは国内の集合住宅です。

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ファンズワース邸
(ミース・ファン・デル・ローエ)
■問題21
ファンズワース邸(ミース・ファン・デル・ローエ)は、コンクリートによる構造の特徴を生かした、ユニバーサル空間をもつ。
(一級計画:平成11No.10

■リンク
http://www.linea.co.jp/info/detail/?iid=331

■解答 誤。鉄骨造である。ユニバーサル空間とは、いろいろな用途に変えて使える無限定空間、均質空間をさす。

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フィッシャー邸
(ルイス・カーン)
■問題22
フィッシャー邸(ルイス・カーン)は、二つの矩形のボリュームが45度の角度をもって接合され、一方には2層の個室群が配置され、もう一方には2層分の高さの居間をもつ、幾何学的な構成の住宅である。
(一級計画:平成28No.12

■リンク
http://mirutake.fc2web.com/15/363n/n.htm

■解答 正。

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ヒラルディ邸(ギラルディ邸)
(ルイス・バラガン)
■問題23
ヒラルディ邸(ギラルディ邸)(ルイス・バラカン)は、ショッキングピンクの外観で、壁のスリット、室内のプール、中庭などが設けられ、光が室内の様々な色の壁や水面に降り注ぎ、光と色が競演する空間となっている。
(一級計画:平成28No.12

■リンク
https://hash-casa.com/2017/01/09/luis-barragan-morfin-report2/

■解答 正。
平成28年No.12の出題は、記述内容がクルチェット邸(ル・コルビュジエ)になっている誤りの枝でした。

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ゲーリー自邸
(フランク・O・ゲーリー)
■問題24
ゲーリー自邸(フランク・O・ゲーリー)は、既存の木造住宅に、安価な材料である金網やトタン板、ベニヤ板の断片等を組み合わせて増改築を行った、ポストモダンを代表する住宅の一つである。
(一級計画:平成28年No.12

■リンク
http://mirutake.fc2web.com/16/413g/g.htm

■解答 正。

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同潤会江戸川アパート
(同潤会)
■問題25-1
同潤会江戸川アパートは、関東大震災後の住宅難に対処するために設立された同潤会による鉄筋コンクリート造の都市型アパートである。
(一級計画:平成24年No.
■問題25-2
同潤会江戸川アパート(東京都新宿区、1934年)は、社交室、共同浴場等の付帯施設を有し、住棟を平行に配置した低層集合住宅である。
(一級計画:平成14年No.10

■リンク
http://tokyostair.web.fc2.com/TokyoArch/Photo/04/EdogawaApart3.html
↑ページの一番下に「その6」まであります。

■解答 正。
問題25-1 正。
問題25-2 誤。6階建のコの字型住棟と4階建の板状住棟が中庭を囲む中層集合住宅。

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井澤ですいざわ

近代建築の3巨匠の住宅ですから、間違えると恥ずかしいです。

■問題
次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.サヴォア邸(ル・コルビュジエ)は、ピロティ、屋上庭園、自由な平面、
  水平連続窓、自由なファサードという「近代建築の5原則」を作品として
  体現した空間構成が特徴である。
2.落水荘(フランク・ロイド・ライト)は、2層の床スラブが滝のある渓流の上
  に張り出し、周囲の自然の眺めを味わえるように意図された住宅である。
3.ファンズワース邸(ミース・ファン・デル・ローエ)は、コンクリートによる
  構造の特徴を生かした、ユニバーサル空間が特徴である。

――――――――ポイント――――――――
近代建築の3巨匠の住宅
① サヴォア邸 (設計:ル・コルビュジエ)
  近代建築の5原則
② 落水荘 (設計:フランク・ロイド・ライト)
  有機的建築(自然と調和する建築)
  (コルビュジエを代表とする工業的、機能主義の反対)
③ ファンズワース邸 (設計:ミース・ファン・デル・ローエ)
  鉄骨造、ユニバーサル空間(用途を限定しないフレキシブルな空間)
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■解答 3
「コンクリート」ではなく「鉄骨」です。

今年の「ペアで覚える建築士」はこれで終了です。
近代建築の3巨匠の実例で終了したのはシメとしては良かったかな、と思います。

受験生の皆さん、来年は合格する年です。
よいお年をお迎えください。

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