井澤です![]()
■問題1
コンクリートの乾燥収縮ひび割れの補修は、型枠取外し後、仕上材の施工前までにできる限り長期間経過した後に行う計画とする。(一級施工:平成24年No.1)
■問題2
コンクリートの打込み後において、プラスチック収縮ひび割れが発生したので、コンクリートの凝結終了前に、速やかにタンピングにより処置した。(一級施工:平成24年No.11)
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■解答
問題1、2ともに正
――――ポイント:ひび割れの補修―――――
■乾燥収縮ひび割れ
コンクリートが固まった後の乾燥収縮ひび割れです。
エポキシ樹脂注入工法などによりひび割れを埋めて補修しますが、仕上材の施工後にひび割れが進行しないように、仕上材の施工前までにできる限り長期間経過し、ひび割れができる限り終了した後に補修を行う計画とします。
■プラスチック収縮ひび割れ
コンクリートが固まる前の収縮ひび割れです。
プラスチックとは可塑性すなわち変形しやすい性質、という意味。
固まる前ですから、速やかにタンピングにより処置します。
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プラスチック収縮ひび割れについては、ぜひ2016/2/10のNo.278も参考にしてください。
プラスチック収縮ひび割れ
井澤式 建築士試験 比較暗記法 No.278(プラスティシティー・プラスチック収縮ひび割れ)
井澤です![]()
今回のテーマは、言われないとなかなか気づかない、プラスティシティーとプラスチック収縮ひび割れという一見すると全く別々の用語を関連付けて覚える、比較暗記法の真骨頂です。
問題1は、前回の復習です。
■問題1
プラスティシティーとは、容易に型枠に詰めることができ、型枠を取り去るとゆっくり形を変えるが、崩れたり、材料が分離することのないようなフレッシュコンクリートの性質をいう。(一級施工:平成20年No.24)
■問題2
コンクリートの打込み後において、プラスチック収縮ひび割れが発生したので、コンクリートの凝結終了前に、速やかにタンピングにより処置した。(一級施工:平成24年No.11)
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■解答
問題1、2ともに正
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問題1の「プラスティシティー」の語源は、プラスチックです。
もちろん、コンクリートの話ですから、プラモデルのプラスチックそのものではありませんが、語源は同じです。
その意味は、可塑性すなわち変形しやすい性質、という意味です。
構造で学ぶ「塑性」とまったく同じ意味です。部材などに外力を作用させたときに生じる変形が、外力を取り除いた後にもとの状態に完全にもどらない性質、つまり変形が残る性質です。
あらためて問題1です。
プラスティシティーは「変形しやすい性質」ですから、容易に型枠に詰めることができる、すなわち容易に型枠の隅々までコンクリートが行き渡る性質です。
問題2
プラスチック収縮ひび割れは、コンクリートが固まる前の「プラスチックな状態、すなわち、可塑性のある、変形しやすい状態」において、直射日光や風による水分の蒸発によりコンクリート表面が急激に乾燥することよって生じるひび割れです。
これが発生した場合には、コンクリートの凝結が終了する前に、表面のタンピング等により処置する必要があります。
―――――――――ポイント―――――――――
■プラスティシティー
「変形しやすい性質」→ 容易に型枠に詰めることができる性質
■プラスチック収縮ひび割れ
「変形しやすい状態」すなわちコンクリートが固まる前の収縮ひび割れ
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