井澤ですいざわ

■問題
衛生器具の設置個数の決定に当たり、器具利用形態については、一般に、事務所は任意利用形態に、百貨店は集中利用形態に分類される。(一級環境・設備:平成15No.21


言うまでもなく衛生設備とは便器、洗面器などのことです。
集中利用形態は、休憩時間などに利用者が集中する形態をいい、任意利用形態は、任意の時間に利用され、時刻にかかわらず平均的に利用される形態をいいます。
――――――――ポイント――――――――
集中利用形態
 →劇場、映画館、会議場
任意利用形態
 →事務所、百貨店
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利用者数が同じ場合、集中利用形態のほうが器具設置個数を多くしなければなりません。

■解答
誤。設問は、事務所、百貨店ともに任意利用形態である、という問題です。