井澤です
■問題
一般的な事務所ビルにおいて、給水系統を飲料水と雑用水に分ける場合、飲料水60~70%、雑用水30~40%程度の使用水量の比率で計画する。(一級環境・設備:平成22年No.14)
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はじめに、みなさんご存知だと思いますが、雑用水と雑排水は違います。
・雑用水…便器洗浄などの目的で供給される水。
・雑排水…汚水以外の排水。台所、風呂等からの排水。
雑用水には、排水再利用や雨水利用などがあり、飲用水道とは別に雑用水道を設けている地区・地域もあります。雑用水を中水といいます。
・上水…飲料水
・中水…雑用水
・下水…雑排水・汚水・雨水
―――飲料水・雑用水の使用比率のポイント―――
・事務所ビル
飲料水30~40%、雑用水60~70%程度
・住宅
飲料水65~80%、雑用水35~20%程度
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過去に出題されたのは事務所ビルだけですが、住宅については逆転していることを覚えておいてください。事務所は3:7、住宅は7:3と覚えておけば良いです。
だいたいのイメージはつくと思います。
■解答
誤。事務所ビルは、飲料水30~40%、雑用水60~70%程度で計画します。