井澤ですいざわ

22に引き続き、今回も均斉度がテーマです。

■問題
昼光による室内の照度分布を均斉にするためには、窓に透明なガラスを用いる場合より光の拡散性が高いガラスを用いる場合のほうが効果は大きい。(一級環境・設備:平成18No.5

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設問の「室内の照度分布を均斉にする」とは、すなわち「均斉度を高める」ということです。また、「光の拡散性が高いガラス」の代表例は、すりガラスです。

そして、採光量と均斉度は必ずしも両立しません。
採光量が多くても、明るいところと暗いところの差が大きくなれば均斉度は低くなります。
――――――――ポイント―――――――――
光の拡散性が高いガラスは、
・採光量は少ない
・均斉度は高い
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■解答