TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

入母屋

井澤ですいざわ

■問題1 唐招提寺金堂は、一重、入母屋造りであり、桁行5間、梁行3間の母屋の周囲に庇を設けている。
(オリジナル)
■問題2 新薬師寺本堂は、一重、寄棟造りであり、前面1間を吹放しとしている。
(一級計画:平成17No.24

奈良時代の仏寺形式です。
言うまでもなく、前回の神社は「神様」、今回の仏寺は「仏様」です。
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■解答
問題1、2ともに誤。逆転しています。

―――ポイント―――
■唐招提寺金堂
 ・寄棟造り

■新薬師寺本堂
 ・入母屋造り
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唐招提寺金堂と新薬師寺本堂は、同時代に造られ、異なる屋根形式を持つことから、平成17年でそれらを混同させた誤りの問題が作られているわけです。
ですから、問題1のようなオリジナル問題が充分に予想されるわけです。

入母屋造り、寄棟造りは次図で確認してください。
■入母屋(いりもや)は、切妻の母屋(おもや)が、庇に囲まれた中にっている形。
■寄棟(よせむね)は、(正確には隅棟)を四方からせている形。

yane
 

渋谷校で一級建築士全科目を担当する井澤ですいざわ(長っ)

屋根形状の名前は、二級計画でたびたび出題されています。
間違えると建築士として恥ずかしい思いをします。

問題
入母屋屋根は、上部を切妻とし、下部の屋根を四方に葺きおろした屋根である。
(二級計画:平成23No.17


――――――――ポイント――――――――
roof1
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■切妻(きりづま)は、妻面を切っている形。
■寄棟(よせむね)は、棟木(正確には隅木)を寄せている形。
■方形(ほうぎょう)は、寄棟の一種で、平面が正方形の場合です。
■入母屋(いりもや)の「母屋」は、「おもや」すなわち「上屋(じょうや)」です。
 対
になるのは、下屋(げや)である庇です。
 切妻の母屋(おもや)が、庇に囲まれた中にっているので「入母屋」。
 (諸説あります。)

roof2

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■解答
 正

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