TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

周波数

井澤ですいざわ

■問題1 (一級25No.9
質量則において、単層壁の厚さが2倍になると、透過損失の値は約3dB増加する。

■問題2 (オリジナル)
質量則において、単層壁に入射する音の周波数が2倍になると、透過損失の値は約6dB増加する。

――――――――――――――――――――
今回の問題は、透過損失に関する質量則についての問題で、細かい数値は平成25年に初めて出題されました。
まず、はじめに透過損失についての基本中の基本から。

透過損失が大きいほど、遮音性能が高い。
透過損失とは、「入射音の音の強さのレベル」-「透過音の音の強さのレベル」です。

transmission loss

「損失」という単語の響きから、透過損失が大きいほど良くない、と勘違いしないように注意!
これは決して勘違いしてはいけません。
音が壁を透過するときの損失ですから、それが大きいほど遮音性能が高いことを示します。

――――――――ポイント―――――――――
透過損失は、
単層壁の厚さ(すなわち、質量)が2倍になると、約6dB増加する。
音の周波数が2倍になると、約6dB増加する。
これを質量則といいます。
――――――――――――――――――――
■解答
問題1 誤
問題2 正

井澤ですいざわ

 

■問題

音圧レベルを一定にした状態において、周波数を変化させたとき、音の大きさ(ラウドネス)は変化する。(一級環境・設備:平成13No.6

――――――ポイント――――――
・音の強さ(単位面積を単位時間に通過する音のエネルギー)・・・物理量
・音圧(音によって生じる大気圧からの圧力変化)・・・物理量
・音の大きさ(人の耳に感じる大きさ)・・・感覚量
音の大きさは周波数によって変化し、一般に、低音より高音のほうが大きく感じられます。つまり人の耳は低音には鈍感です。
――――――――――――――――
■解答

 

↑このページのトップヘ