井澤です
■問題1
砂質土における杭の極限先端支持力度の大小関係は、打込み杭>埋込み杭>場所打ちコンクリート杭である。(一級構造:平成22年No.23)
■問題2
砂質土における杭の極限周面摩擦力度の大小関係は、打込み杭>埋込み杭(杭周固定液を使用)>場所打ちコンクリート杭である。(一級構造:平成22年No.23)
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■解答
問題1 正
問題2 誤
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杭の極限鉛直支持力は、極限先端支持力と極限周面摩擦力との和です。
■極限先端支持力度
①打込み杭は、地盤を締固めますので、先端支持力が最大。
②埋込み杭(セメントミルク工法)は、杭先端の地盤を根固め液で固化するので、先端支持力が大きい。
③場所打ちコンクリート杭は、先端支持力が最小。
■極限周面摩擦力度
①打込み杭は、杭周面がツルツルなので、周面摩擦力が最小。
②埋込み杭(セメントミルク工法)は、孔壁との間を杭周固定液で固化するので、周面摩擦力が大きい。
③場所打ちコンクリート杭は、周面がザラザラなので、周面摩擦力が最大。
―――――――――ポイント―――――――――
緑の矢印が先端支持力の大きさを表し、青の矢印が周面摩擦力の大きさを表します。
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