TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

塗装工事

井澤ですいざわ

■問題1
普通ポルトランドセメントを用いる場合、寒冷期においては、コンクリートの打込み後5日間以上コンクリートの温度が2℃を下まわらないように養生する。(一級施工:平成17No.12
■問題2
下地調整モルタルの施工に当たって、塗付け場所の気温が3℃以下になることが予想されたので、仮設暖房により施工面の養生を行った。(一級施工:平成18No.18
■問題3
塗装場所の気温が5℃以下、相対湿度が85%以上又は換気が適切でなく結露するなど塗料の乾燥に不適当な場合は、原則として、塗装を行ってはならない。(一級施工:平成24No.3)

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■解答
 問題1、2、3ともに正。
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ポイント:温度

コンクリートの養生温度

5日間はコンクリートの温度を2℃以上に保つ。

タイル工事における下地調整モルタルの施工

気温3℃以下は行わない。
ただし、採暖により可。

塗装工事

気温5℃以下は行わない。
ただし、採暖により可。



実はこの内容は、私にとって特に思い入れのあるものです。
と言うのも、私が一級建築士試験に合格したのは平成9年で、かれこれ20年近く前になりますが、その勉強中にこの2℃、3℃、5℃の違いを知り、「これは比較・整理しないと覚えられない」と思いたって、ノートで整理し始めるきっかけとなった内容なのです。
ノートの1ページ目の頭に「気温」と書いて、問題集で気温に関する出題を見るたびにそこに書き足していって比較・整理をしたのです。
項目はみるみる増えて、「風速」「材料の縦置き、横置き」などなど・・・。
それがこの「比較暗記法」のもとになっているのです。


「気温」「風速」「材料の縦置き、横置き」については、下記のバックナンバーも参照してみてください。
245(気温・20151124日)
290(コンクリートの荷卸し時の温度・20160310日)
244(風速・20151122日)
211(ロール状の材料の保管・20150616日)
212(建具の保管・20150618日)

と、ここまで書いてビックリ!
このNo.313は書き下ろしなのですが、№245を見てビックリ! まったく同じことを書いていました。重複するので別の内容にしようかとも思ったのですが、前述のように思い入れのある内容なので、あえて掲載したしだいです。

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井澤ですいざわ

■問題1
木材は、一般に、含水率が2535%を超えると腐朽しやすくなる。(一級施工:平成19No.23
■問題2
木工事において、構造材の工事現場搬入時の含水率は、特記がなかったので、20%以下であることを確認した。(一級施工:平成21No.15
■問題3
木工事に用いる造作材の工事現場搬入時の含水率は、特記がなければ、20%以下とする。(一級施工:平成24No.3)
■問題4コンクリート壁面の仕上げ塗装工事において、素地ごしらえについては、コンクリート壁面の含水率が10%以下の状態で行った。(一級施工:平成23No.19

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■解答
問題1、2、4 正。
問題3 誤。造作材の含水率は、15%以下とする。
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ポイント:含水率

 

含水率

備 考

木材

繊維飽和点

30

繊維飽和点(約30%)を超えると腐朽しやすくなる。

構造材

20%以下

 

造作材

15%以下

構造材よりも造作材(=仕上材)のほうが乾燥収縮を嫌うので、十分乾燥させた後に使う。

コンクリート壁面の塗装工事におけるコンクリート壁面の含水率

10%以下

 

 

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