TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

学科

せいた
こんにちは、清田(セイタ)です。
昨日、二級建築士学科試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした
平成30年 二級建築士学科試験の講評を公開いたします。
全体的な難易度としては、午前中の計画と法規はやや難しく、午後の構造と施工は標準~やや難しかったと言えます。
4科目全体で見ると、おおむね「標準的」であったと言えるでしょう。

■計画■

・全体的にやや難しい問題でした。特に環境工学分野の設問については、新規問題が多く難しかったと思われます。

[№1、2]建築史の問題は、過去問からの出題で易しい問題でした。

[№5]室内の表面結露防止策、[№6]熱貫流率、[№7]終日日影の範囲などの環境工学の問題は、難しく感じたと思われます。とくに[№6]は難易度が高く、限られた時間の中では捨て問題とも言えます。ただし、[№5]などは、図に惑わされず、かつ、表面結露防止策の本質(①壁体の表面温度を下げない、②室内の湿った空気を取り除く)さえ理解できていれば解けたのではないでしょうか。

[16]所要床面積については、新規問題の保育所の「ほふく室」の床面積についてが解答枝となったため、難問でした。

■法規■

・全体的にやや難しい問題でした。建築基準法20問、関係法令5問は例年通りでした。法規は問題文の長文化傾向が続いており、「時間との勝負」というのは例年と変わりありません。突出した難問は見受けられませんでしたが、平均レベル以上の難易度の問題が9~10問程度ありました。解ける問題から優先して確実に得点をしていくことが求められました。

[№1]面積、高さ、階数に関する問題で、昨年に続き出題されました。屋上のペントハウス(階段室)の扱いがカギでした。

[№5]平均天井高さ、[№6]木造の軸組み長さなどの計算問題は、過去にも出題があるので、確実に得点したい問題です。

[16]容積率の算定の基礎となる延べ面積の計算問題は、共同住宅の共用の廊下・階段部分の面積を各階で差し引くことに気づいたかどうかがポイントとなりました。

[25]関係法令では、近年の法改正のトピックである「建築物省エネ法」について1枝出題され、解答枝となりました。

■構造■

・全体的に標準的な問題でした。出題の構成は例年とほぼ変わりませんでした。文章題には新規の枝も散りばめられていましたが、惑わされずに過去の出題内容をしっかりと理解できていれば合格点は取れたのではないでしょうか。

・力学6問は、標準的な難易度でした。[No.4]静定ラーメンの曲げモーメント図を選択する問題は、見た事がなく戸惑ったかもしれませんが、基本どおり反力を求め、応力を各支点、節点で考えれば解答できたのではないでしょうか。

[12]木造軸組みの壁量計算、[13]壁式RCの壁量計算、[15]鉄筋コンクリート構造(せん断補強筋比)などの図の問題は、類似問題が過去にも出題されているので、確実に得点したい問題です。

■施工■

・全体的に標準的~やや難しい問題でした。出題の構成は例年とほぼ変わりませんでしたが、平成24年以降の出題のなかった、測量の問題[23]があったことが特徴です。やや難しく感じた要因は、新規の問題が多く見受けられたことによりますが、過去問の正確な知識があれば消去法で合格点は取れたのではないでしょうか。

[№7]杭工事、[№9]コンクリート工事、[11]鉄筋工事、[22]改修工事などは新規問題が多く含まれており、特に[№9]はコンクリートの供試体についての難問でした。

[23]高低測量についての近年では目新しい問題ですが、A点からの標高をB,C,Dと順を追っていけば単純な計算で解けました。図に惑わされず、落ち着いて考えられたかどうかがカギでした。

・その他、木工事、鉄骨工事、防水工事、左官・タイル工事、塗装工事、建具・ガラス・内装工事などは、解答枝が過去問からの出題で目立ったため、得点しやすかったと思われます。

合格推定点■
 さて、TACの合格推定点を公表いたします。

TAC合格推定点  60点以上

TAC各科目基準点 計画13点以上、法規13点以上、構造13点以上、施工13点以上

法規の基準点は1点引き下げられ、12点以上となる可能性がありますが、全体の合格基準点は例年通り60点になるものと推定いたします。
(法規12点の方も、設計製図試験対策を始めることをお勧めします)


なお、この推定点はTACが独自に算出したものです。実際の合格点と異なる場合がありますことをあらかじめご了承ください。試験実施機関による正式な合格発表は821日(火曜)が予定されています。
皆様の好結果を祈念しています




------ お気軽にご参加ください --------------------------------------
【二級 課題の概要説明会】予約不要・参加無料
 7/4(水)19:00~20:30 新宿校
 7/7(土)11:00~12:30 池袋校・八重洲校・名古屋校
 7/8(日)14:00~15:30 渋谷校・梅田校

 参加特典として入会金(¥10,000)免除券を進呈 
 TAC各校の地図はこちら→
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こんにちは、シミズです。
先日(2018年3月25日)渋谷校で実施した2018年目標一級学科上級生ガイダンスを編集した動画をアップしました。出席できなかった方はご覧ください

★一級学科上級生ガイダンス
 場所TAC渋谷校
 講師井澤講師

     
※一級学科上級コースについてはコチラをご確認ください。
※割引制度や返金制度などについてはコチラをご確認ください。

せいた
こんにちはセイタです

二級建築士の試験のポイントをご紹介する「動画de二級学科」、第3回目です。

今回は計画の最終回となります

 

<今週の前半>計画:集合住宅

集合住宅に関する出題は、近年は毎年必ず1問出題されています

難しい分野ではないので必ず得点できるようにしましょう

Pointは、

①集合住宅の種類とその特徴について、しっかり区別して覚えること

②今回の動画には載せませんでしたが、

毎年受験生が間違えてくれる?「コーポラティブハウス」と「コレクティブハウス」も、
二級建築士でも頻出なので区別して覚えましょう。

一級の井澤先生のブログにいい覚え方があるので拝借(笑)↓

http://kentikushi-blog.tac-school.co.jp/archives/41717195.html

 

計画第5回20
https://www.youtube.com/watch?v=zXCTYk43w4A&feature=youtu.be


 

<過去の本試験では>

①中廊下型は、一般に、住棟を東西軸に配置することが多い。

②片廊下型やツインコリドール型は、一般に、共用廊下の面積が大きくなりやすい。 

③階段室型や集中型は、一般に、階段又はエレベーターから各住戸への動線を短くできる。

 

①誤→東西軸ではなく、一般に、南北軸に配置することによって、午前中の日照を東向き住戸に、午後の日照を西向き住戸に、均等に日照を確保できる。

②正

③正

 

 

<今週の後半>計画:各論一般(面積・規模)

試験では、建築物の用途に応じた必要面積、規模を問う問題が毎年出題されます

Pointは、

①建築物の必要床面積「●㎡~●㎡/人」などの範囲は、最低値だけを覚えましょう

②ホテルのシングルベッドルームとツインベッドルームの必要床面積など、類似のものはペアで覚えましょう

 

計画第6回20
https://www.youtube.com/watch?v=dDe1G1JpwYw&feature=youtu.be


 

<過去の本試験では>

①シティホテルにおいて、ツインベッドルーム1室当たりの床面積を30㎡とした。

②特別養護老人ホームにおいて、定員4人の入居者専用居室の床面積を48㎡とした。

 

①正→ツインベッドルーム:2040㎡程度

②正→特別養護老人ホームの入居者専用居室の床面積は、10.65/人必要。

定員4人→48㎡とした場合、12/人確保できているので基準を満たしている。

 

 

以上で、計画はおしまいです

来週は、構造について学習をします。

多くの受験生がニガテとする「力学」から始めますよ






せいた
こんにちはセイタです

二級建築士の試験のポイントをご紹介する「動画de二級学科」、第2回目です。
先週に続き、今週も科目は計画です

 

<今週の前半>計画:空気調和設備―空調方式

空気調和設備に関する出題は、近年は毎年2問出題されており、落せない大事な分野です

Pointは、

①最低限、試験に必ず出る空調方式3つ(定風量単一ダクト方式、変風量単一ダクト方式、ファンコイルユニット方式)を押さえること

②それぞれの空調方式の長所、短所を理解して覚えること

③その他の空調方式(省エネ空調方式など)は、どんなタイプの空調方式か?
概要だけ知っておけばOK


計画第3回20
https://youtu.be/X3XEdU5hrbE

<過去の本試験では>

①変風量単一ダクト方式は、一般に、定風量単一ダクト方式に比べて、室内の気流分布、空気清浄度を一様に維持することができる。

②ファンコイルユニットと定風量単一ダクトとを併用した方式は、定風量単一ダクト方式に比べて、必要とするダクトスペースが大きくなる。 

 

①誤→一般に、一様に維持することが難しい。

②誤→ダクトスペースを小さくすることができる。





<今週の後半>計画:給水設備

試験では、給水設備、給湯設備、排水設備、衛生設備(便器など)の融合問題として、
近年は毎年1問出題されています

Pointは、

逆サイホン作用、バキュームブレーカ、クロスコネクション、ウォーターハンマーなど、混乱しやすい用語を区別して覚えること

特に以下は混乱しないように

●給水の逆流防止バキュームブレーカを設置。

ウォーターハンマー防止エアチャンバーを設置。
計画第4回20
https://youtu.be/OjWf9Ev43SY

<過去の本試験では>

①飲料用受水槽のオーバーフロー管は、一般排水系統の配管に直接接続する。

②一般的な事務所ビルにおける設計用給水量を、在勤者1人1日当たり80 l とした。

③シングルレバー水栓や全自動洗濯機への配管において、ウォーターハンマーの発生を防止するためには、エアチャンバーの設置が有効である。

 

 

①誤→排水が槽内に逆流しないように、間接排水としなくてはならない。

②正

③正


来週は、住宅、商業建築、公共建築などなど計画各論について学習をします






こんにちは、セイタですせいた

さて、先日終了しました「2級の力学&法規の基礎講義」を渋谷校で受講された皆様、
大変お疲れ様でした

1ヶ月という短い期間でしたが、皆さんずいぶんと理解できるようになったと思います
引き続き、気を引き締めたまま本講義へ突入しましょう


さて、今週の日曜(2/7)を皮切りに、TACの2級建築士の講義がいよいよスタートします!


2級の学科試験の勉強は独学の方も多いようですが、
たくさんの時間をかけて手探り状態で勉強するより、資格試験のプロの講義を聞いて効率よく学習するほうが短期間で合格できると思いますよ~


初回は「計画」の科目を講義します。

気になる方は、初回講義を無料で体験することも可能です。予約も不要です。
しつこい営業もありません(笑)

ぜひ、お気軽にTACの講義をご自分の目で見て、耳で確認してみてください

【開講日程】
◆2級建築士 渋谷校 2/7(日)10:00~
◆2級建築士 新宿校 2/10(水)10:00~(平日コース)

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