井澤です
■問題1
躯体工事の工程には、他の工事以上に十分な余裕を見込んでおく。
(一級施工:平成4年No.13)
■問題2
工程計画において、仕上工事については、躯体工事より工程の余裕を少なく計画した。
(一級施工:平成9年No.1)
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■解答
問題1 誤。
問題2 誤。仕上工事は、関連作業が多いため、作業員を多く投入しても工期短縮を図りにくい工事です。したがって、躯体工事より工程に十分な余裕を見込んでおく必要があります。
問題2は間違いやすいので、要注意です。
―――――――工期の余裕―――――――
■工期の余裕を充分に見込むべき工事
土工事・基礎工事・仕上工事
■工期短縮が図りやすい工事
躯体工事
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躯体工事(鉄筋工事、型枠工事、コンクリート工事、鉄骨工事など)は、作業員を多く投入すれば、工期短縮を図りやすい工事と言えます。