井澤です
■問題
屋内消火栓設備における2号消火栓の警戒区域は、原則として、半径15m以内である。
(一級環境・設備:平成21年No.18)
――――――――ポイント――――――――
■1号消火栓
・警戒区域半径(=ホースの長さ)25m
・2人で操作
■2号消火栓
・警戒区域半径(=ホースの長さ)15m
・1人で操作
・社会福祉施設、病院、ホテルなどの就寝施設には、
1人で操作できる2号消火栓を採用するよう指導されている。
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■解答
正
その他に「易操作性1号消火栓」という、警戒区域半径(=ホースの長さ)25mで、1人で操作できるものもあります。「易操作性」=1人操作、「1号」=25mです。
また、平成25年から「新易操作性消火栓」とも「広範囲型2号消火栓」ともいわれる、新規格が誕生しました。
これは「易操作性1号消火栓」と同じ、1人操作、25mなのですが、大きな利点は、従来から普及している1号消火栓のホースとノズルを交換するだけで、1人で操作できるように改修可能なことです。
効果的な初期消火のため1人操作の普及を図る必要がありますから、もしかしたら周知徹底のために本試験で狙われるかも???