こんにちはセイタです
二級建築士の試験のポイントをご紹介する「動画de2級建築士」、第5回目です。
<今週の前半>構造:構造力学(トラスの解法:切断法)
二級建築士では、毎年必ず1問出題される「トラスの問題」について解説します
二級の受験生は、ほぼみんなトラスがニガテです笑
ただ、解き方のコツさえ掴んでしまえばどんな形のトラスでも対応できるので、
まだ今の時期は諦めずに、過去問に取り組みましょう
解法は、切断法、節点法とありますが、今回は切断法について解説します。
節点法については、また別の機会に
Pointは、
①まずは反力から先に求めます。
②前回も書きましたが、トラス全体を1つの物体(カタマリ)と考えて計算すれば、反力計算は難しくありません。
③求めたい3部材を含んで切断します。
④切断した位置から片側を選択し、部材の応力(軸方向力)を仮定します。
・外力の少ない側を選択したほうがラク
・仮定の向きは、まず引張力として仮定するとよい。
⑤力のつりあい条件式(∑X=0、∑Y=0、任意の点で∑M=0)から部材の応力を求めます
https://youtu.be/xiWX7X9f7io
<今週の後半>構造:構造力学(曲げ応力度)
二級建築士では、応力度に関する出題はほぼ毎年1問出題されます
とくに、「曲げ応力度」を求める出題が中心です
Pointは、
①最大曲げ応力度σb=M(最大曲げモーメント)/Z(断面係数)の公式は必ず暗記
②応力度を求めるには、反力→応力→応力度の順に求めます
③最大曲げ応力度σbが、許容曲げ応力度fbに達したとき(σb=fbのとき)の曲げモーメントMのことを、許容曲げモーメントといいます
https://youtu.be/HbGQ_MjnGnc