渋谷校で一級建築士全科目を担当する井澤です(長っ)
屋根形状の名前は、二級計画でたびたび出題されています。
間違えると建築士として恥ずかしい思いをします。
■問題
入母屋屋根は、上部を切妻とし、下部の屋根を四方に葺きおろした屋根である。
(二級計画:平成23年No.17)
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■切妻(きりづま)は、妻面を切っている形。
■寄棟(よせむね)は、棟木(正確には隅木)を寄せている形。
■方形(ほうぎょう)は、寄棟の一種で、平面が正方形の場合です。
■入母屋(いりもや)の「母屋」は、「おもや」すなわち「上屋(じょうや)」です。
対になるのは、下屋(げや)である庇です。
切妻の母屋(おもや)が、庇に囲まれた中に入っているので「入母屋」。
(諸説あります。)
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■解答
正