井澤です
■問題1
木製建具の保管に当たって、障子や襖(ふすま)は立てかけとし、フラッシュ戸は平積みとした。
(一級施工:平成22年No.3)
■問題2
裸板ガラスの保管については、立置きとし、振動による倒れを防止するため、屋内の柱等の構造躯体にクッション材を当て、ロープ掛けにより固定した。
(一級施工:平成20年No.1)
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■解答
問題1、2ともに正
―――――【ポイント】建具の保管 ―――――
■縦置き・・・建具は、原則、立てかけ(縦置き)。
・木製建具の障子・襖(ふすま)
・アルミサッシ
・板ガラス
■横置き・・・建具で横置きなのは、フラッシュ戸だけ。
・木製建具のフラッシュ戸
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フラッシュ戸は、両面に合板が張られ、剛性(硬さ)が高く、横置きから立ち上げて起こす際の変形が少ないので横置き。
横置き
井澤式 建築士試験 比較暗記法 No.211 (ロール状の材料の保管)
井澤です
■問題1
アスファルトルーフィングの保管については、直射日光を避け、湿気の影響を受けにくい屋内の乾燥した場所に平積みとした。
(一級施工:平成20年No.1)
■問題2
巻いた状態で搬入された壁紙の保管については、乾燥した室内で、雨水や直射日光の当たらない場所に立置きとし、ビニルシートにより養生した。
(一級施工:平成21年No.3)
■問題3
工事現場に搬入されたロールカーペットの保管については、縦置きせずに、横に倒して3段までの俵積みとした。
(一級施工:平成23年No.3)
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■解答
問題1 誤。アスファルトルーフィングの保管は、縦置き。
問題2、3 正。
――――【ポイント】ロール状の材料の保管 ――――
■縦置き・・・ロール状の材料は、原則、縦置き。
・アスファルトルーフィング
・壁紙
・ビニル床シート
■横置き・・・ロール状で横置きは、ロールカーペットだけ。
・ロールカーペット
→2~3段の俵積み(たわらづみ)
→ロールカーペットは長いので倒れると危険。また、巻き癖も取りやすい。
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