井澤ですいざわ

関連する「比較暗記法」へのリンクも付けましたので、ぜひ参照してください。

――――――――――――――――――――――

東浦町立緒川小学校(ひがしうら・おがわ)
(田中・西野設計事務所)
■問題66
東浦町立緒川小学校(愛知県)は、オープンスペースを設けずに、クラスルームにアルコーブを設けるなど教室重視の計画とした。
(一級計画:平成7年No.13

■リンク
http://ogawashou.blog119.fc2.com/blog-entry-2757.html
↑東浦町立緒川小学校のブログです。オープンスペースがよく分かります。

■解答 誤。
東浦町立緒川小学校は、教室間の壁を取り払ったオープンスペースによる施設計画が特徴です。
がわ小学校は、ープンスクール」。「お」つながりで覚えましょう!
設問の記述内容は、次の宮代町立笠原小学校の特徴です。

―――――――――――
――――――――――

宮代町立笠原小学校(みやしろ)
(象設計集団)
■問題67-1
「宮代町立笠原小学校」(埼玉県、1982)は、クラスルームの床面積を通常の約1.5倍とし、クラスルーム内に畳コーナー、ベンチ等のあるアルコーブを設けている。
(一級計画:平成18No.12
■問題67
宮代町立笠原小学校(埼玉県)は、教室間の壁を取り払ったオープンスペースによる施設計画がなされている。
(一級計画:平成5年No.12

■リンク
http://iwase-atelier.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-a52b.html
↑前半が宮代町立笠原小学校です。

■解答
問題67-1 正。
問題67-2 誤。宮代町立笠原小学校は、オープンスペースではなく、クラスルームにアルコーブ(凹み)を設けるなど教室重視の計画が特徴です。当時流行し始めていたオープンスクールと一線を画する試みでした。設問の記述内容は、前述の東浦町立緒川小学校の特徴です。
↓ぜひ「比較暗記法No.165(公共建築の実例1)」も参照してください。
http://kentikushi-blog.tac-school.co.jp/archives/43100024.html

――――――――――――――――――――――

目黒区立宮前小学校
(アルコム)
■問題68
「目黒区立宮前小学校」(東京都、1985)は、オープンスペースをメディアスペース(VTR・スライド・OHP学習コーナー等)と組み合わせた計画が特徴である。
(一級計画:平成18No.12

■リンク
http://bebetoku.exblog.jp/5673341/

■解答 正。平成
18No.12の出題は、記述内容が棚倉町立社川小学校(たなくら・やしろがわ)」になっている誤りの枝でした。上記の問題は、それを正しくしたオリジナル問題です。

――――――――――――――――――――――

浪合村(現在の阿智村)立浪合学校(なみあい)
(湯澤正信)
■問題69-1
「浪合村[現在の阿智村]立浪合学校」(長野県、1988年)は、ランチルームに音楽室を隣接させてオーディトリウムの機能をもたせて地域の利用も可能としている。
(一級計画:平成18No.12
■問題69-2
浪合村立浪合学校(長野県)は、村の教育や福祉活動の中心施設として、保育園、小学校、中学校とデイケアセンターを併設している。
(一級計画:平成14No.12
■問題69-3
浪合村立浪合学校(長野県) は、村の教育・文化施設の中心として、保育園、小・中学校、公民館を併設した。
(一級計画:平成7年No.13

■リンク
https://sites.google.com/yzwaa.com/yzw/%E6%B5%AA%E5%90%88%E5%AD%A6%E6%A0%A1
↑設計者のホームページです。ランチルームに音楽室を隣接させてオーディトリウムの機能をもたせた写真もあります。

■解答
問題69-1 正。
問題69-2 誤。「福祉活動」ではなく「文化活動」が正。また「デイケアセンター」ではなく「公民館」が正。問題69-3(平成7年)に手を加えて誤りにしているのがよく分かると思います。
問題69-3 正。

――――――――――――――――――――――

千葉市立打瀬小学校(うたせ)
(シーラカンス)
■問題70
「千葉市立打瀬小学校」(千葉県、1995)は、クラスルーム、ワークスペース、アルコーブ、中庭等をひとまとまりにした空間を、低、中、高学年ごとに配置し、多様な学習展開への対応を図っている。
(一級計画:平成18No.12

■リンク
http://teamfive.ti-da.net/e3151558.html

■解答 正。
No.10で扱った「幕張ベイタウン」にある小学校です。
↓ぜひ「比較暗記法No.166(公共建築の実例2)」も参照してください。
http://kentikushi-blog.tac-school.co.jp/archives/43100680.html

――――――――――――――――――――――