井澤です
前回の続きです。
■問題1
高力ボルト摩擦接合部(浮き錆を除去した赤錆面)の1面せん断の短期許容せん断応力度は、高力ボルトの基準張力の0.45倍である。(一級構造:平成21年No.15)
■問題2
溶融亜鉛めっき高力ボルトの摩擦接合の許容せん断応力の算定においては、すべり係数は0.4とされている。(一級構造:平成8年No.16)
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■解答
問題1、2ともに正。
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さっそくポイントです。
――――――ポイント:すべり係数――――――
■高力ボルト摩擦接合
→すべり係数0.45
■溶融亜鉛めっき高力ボルト摩擦接合
→すべり係数0.4
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溶融亜鉛めっきされたほうが、表面がツルツルですからね。
すべりやすいので、0.4と小さい値になっています。