井澤です
■問題1
プレキャスト部材の積み重ねの数を、床部材は8枚まで、柱部材は平置きで4段までとすることを計画した。(一級施工:平成24年No.12)
■問題2
外装に使用するALC薄形パネルは、台木を用いて1.0mの高さに積み重ねて、屋外に、防水シートを掛け雨露等がかからないように養生をして保管した。(一級施工:平成27年No.3)
■問題3
外壁工事に用いる押出成形セメント板については、積置き場所を平坦で乾燥した屋内とし、積置き高さを最大で1.5mとした。(一級施工:平成22年No.3)
■問題4
メーソンリー工事における補強コンクリートブロックの1日の積上げ高さの限度は、1.6m程度を標準とする。(一級施工:平成24年No.21)
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■解答
問題1 誤。プレキャスト部材の積置き高さは、床部材6段まで。柱部材2段まで。
問題2 正。
問題3 誤。押出成形セメント板の積置き高さは、1m以下とする。
問題4 正。
―――ポイント:板状材料の積置き高さ――――
プレキャスト部材の積置き高さ |
床部材6段まで |
ALCパネルの積置き高さ |
1段の高さ1m以下とし、2段まで(総高さ2m以下) |
押出成形セメント板の積置き高さ |
1m以下 |
(参考) 補強コンクリートブロックの1日の積上げ高さの限度 |
1.6m以下(8段以下) |
上3行が仮置きなのに対して、一番下の補強コンクリートブロックだけは本施工のことですが、似たような数値ということで一緒に覚えておきましょう。
なお、補強コンクリートブロックについて、「1.6m」という中途半端な数値になっている理由は、8段程度(20cm×8)と考えているからです。
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