井澤ですいざわ

■問題
劇場における舞台の下手とは、客席から見て舞台の左側を指し、この奥には綱元がくることも多く、舞台進行上のかなめとなるところである。
(一級計画:平成10No.17改)

――――――――ポイント――――――――
■上手(かみて)
 ・客席から見て舞台の右側。
■下手(しもて)
 ・客席から見て舞台の左側
 ・綱元(つなもと)がおかれる。綱元とは、舞台の側壁に沿って、
  吊物のロープを並べ、昇降操作を行う場所。すなわち、裏方。
――――――――――――――――――――
「右、左」と言わず、「上手、下手」と言う理由は、例えば、舞台のリハーサルで、舞台上にいる出演者にとっての「右」と、客席側にいる舞台監督にとっての「右」が反対となり、舞台監督が「もっと右!」とか言っても混乱してしまうからです。
――――――――――――――――――――
【覚え方】
・『「んながいる客席」から見て「ぎ」が「かて」
 「」つながりで覚えてみてください。
・有名な語呂合わせに「ピアニッシモ(ピアノが置かれるほうが下手)」があります。
 が、ピアノがどちらに置かれるかを知らないと使えません(笑)
―――――――――――――――――――
■解答
 正