井澤ですいざわ

■問題1
木材は、一般に、含水率が2535%を超えると腐朽しやすくなる。(一級施工:平成19No.23
■問題2
木工事において、構造材の工事現場搬入時の含水率は、特記がなかったので、20%以下であることを確認した。(一級施工:平成21No.15
■問題3
木工事に用いる造作材の工事現場搬入時の含水率は、特記がなければ、20%以下とする。(一級施工:平成24No.3)
■問題4コンクリート壁面の仕上げ塗装工事において、素地ごしらえについては、コンクリート壁面の含水率が10%以下の状態で行った。(一級施工:平成23No.19

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■解答
問題1、2、4 正。
問題3 誤。造作材の含水率は、15%以下とする。
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ポイント:含水率

 

含水率

備 考

木材

繊維飽和点

30

繊維飽和点(約30%)を超えると腐朽しやすくなる。

構造材

20%以下

 

造作材

15%以下

構造材よりも造作材(=仕上材)のほうが乾燥収縮を嫌うので、十分乾燥させた後に使う。

コンクリート壁面の塗装工事におけるコンクリート壁面の含水率

10%以下