TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

落水荘

井澤ですいざわ

TAC受講生の皆さん、法令集の線引きやっていますか?
年が明けると講義が始まって、その週の講義範囲の問題集を解くので忙しくなりますから、この年末年始に線引きを終えておくと、後から「やっておいて良かった~」と本当に思えるようになりますよ。

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サヴォア邸
ル・コルビュジエ
■問題16
ル・コルビュジェは、「近代建築の5原則」として、ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由なファサードを提示し、この原則を具現させた作品は、「サヴォア邸」である。
(一級計画:平成20No.24

■リンク
http://takekonbu.fc2web.com/12/274savoye/savoye0.htm

■解答 正。

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落水荘
フランク・ロイド・ライト
■問題17
フランク・ロイド・ライトが設計した落水荘(1936年、アメリカ)は、2層の床スラブが滝のある渓流の上に張り出し、周囲の自然の眺めを味わえるように意図された住宅である。
二級計画:平成19No.

■リンク
http://www.linea.co.jp/info/detail/iid/422

■解答 正。

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クルチェット邸
ル・コルビュジエ
■問題18
クルチェット邸(ル・コルビュジエ)は、不整形敷地に建つ地上4階建ての医院併用住宅であり、台形の平面をもつ医院と矩形の平面をもつ住居は、中庭のスロープによって繋がれている。
(一級計画:平成28年No.12

■リンク
https://www.youtube.com/watch?v=U0qWJFztiOo
↑動画です!

■解答 正。
平成28年No.12の出題は、「ヒラルディ邸(ルイス・バラガン)は、・・・」という誤りの枝でした。

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ガラスの家
(フィリップ・ジョンソン)
■問題19
ガラスの家(フィリップ・ジョンソン)は、広大な敷地の中に立つ別荘で、暖炉とコアによる明快な平面構成をもつ。
(一級計画:平成11年No.10

■リンク
https://www.hiro-bluesky.com/アメリカ合衆国/コネチカット州/ガラスの家/

■解答 正。

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イームズ自邸
(チャールズ&レイ・イームズ)
■問題20
イームズ自邸(チャールズ&レイ・イームズ)は、再組立が可能という理念のもと、形鋼やスチールサッシ等の工業製品を用いて建築された住宅である。
(一級計画:平成28年No.12

■リンク
http://www.linea.co.jp/info/detail/?iid=542&mo=

■解答 正。

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井澤ですいざわ

近代建築の3巨匠の住宅ですから、間違えると恥ずかしいです。

■問題
次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.サヴォア邸(ル・コルビュジエ)は、ピロティ、屋上庭園、自由な平面、
  水平連続窓、自由なファサードという「近代建築の5原則」を作品として
  体現した空間構成が特徴である。
2.落水荘(フランク・ロイド・ライト)は、2層の床スラブが滝のある渓流の上
  に張り出し、周囲の自然の眺めを味わえるように意図された住宅である。
3.ファンズワース邸(ミース・ファン・デル・ローエ)は、コンクリートによる
  構造の特徴を生かした、ユニバーサル空間が特徴である。

――――――――ポイント――――――――
近代建築の3巨匠の住宅
① サヴォア邸 (設計:ル・コルビュジエ)
  近代建築の5原則
② 落水荘 (設計:フランク・ロイド・ライト)
  有機的建築(自然と調和する建築)
  (コルビュジエを代表とする工業的、機能主義の反対)
③ ファンズワース邸 (設計:ミース・ファン・デル・ローエ)
  鉄骨造、ユニバーサル空間(用途を限定しないフレキシブルな空間)
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■解答 3
「コンクリート」ではなく「鉄骨」です。

今年の「ペアで覚える建築士」はこれで終了です。
近代建築の3巨匠の実例で終了したのはシメとしては良かったかな、と思います。

受験生の皆さん、来年は合格する年です。
よいお年をお迎えください。

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