TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

過去問

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清田(セイタ)です

試験実施を担う「建築技術教育普及センター」では、過去の本試験の課題・標準解答例などを合格発表後に掲載しています
実は平成30年以降、毎年、以下のような「不十分な回答(答案)が多かった内容についての考え方」を標準解答例の中で示すようになったことをご存じでしょうか

ちなみに平成30年の試験と言えば、課題発表時に建築基準法への適合(延焼のおそれのある部分、防火区画、避難施設等の適切な計画)に関して、初めて明示され、試験が大きく変わった転換の年なのですが、合格発表後に掲載された内容は以下のとおりです。
標準解答例 掲載内容
上記は、標準解答例をよく見て「今回引っかかったこれらの項目は、特に気を付けてね!」というメッセージですから、これから受験される方は十分気を付けて試験に臨む必要があります

そこで、以下に平成30年以降に示された「不十分な回答」な内容をまとめてみました。不十分な答案

あれ すべての年度に「延焼のおそれのある部分」、「防火区画」とありますね
毎年、そんなに記入漏れをしたり、間違える受験生が多いのでしょうか?もしかしたら、いつもは出来ているけど、本番に弱いという人が多いのかもしれませんね。
しかし、私には少々違和感があります。なぜか。

それは弊社TACも含め、資格スクールに通われている方などは、この2点はしっかりと指導され、十分に学習しているはずですから、そう簡単に間違えたりしないのでは?と思うからです。

真実は分かりかねますが、いずれにしても毎年こういった内容が示されているので、令和4年の試験こそ、ここに挙げられた項目について「不十分」と判断されないように、記入漏れ・間違いに十分注意し、またギリギリではなく安全側に余裕をもって計画するようにしましょう





講師の清田ですせいた

いよいよ、2014年の2級建築士学科本試験まで、残り2ヶ月を切りました

皆さん、勉強のほうは順調に進んでいますか?


この時期はマラソンで言うと「ラスト・スパートです。

残り2ヶ月弱の期間、どれだけ頑張れるか?によって、合否は大きく分かれてしまいます!

ということで、今回は逆転するための学習方法をお伝えします。

と言っても特別なことはありません

過去の問題を繰り返し解く!ということに尽きるのですが、そのポイントについてお話します。


1全ての問題を、満遍なく解く必要はない

→間違えた問題、分からなかった問題、そして苦手な分野は、皆さん自身が一番よく分かっていると思います。そこを中心に問題を解き、理解するまで解説・テキストを読む!そして間違える問題をどんどん少なくしていくことが大事です
明らかに分かる問題、解ける問題を繰り返し解いても意味はありません


2ある程度、割り切りは必要

 →あまり細かいことは気にせず、割り切って理解する、覚えてしまうということも、この時期からはアリでしょう。さらに、過去の出題頻度をよく見据えて優先順位を付けることも大切です。出題頻度の高い問題の取りこぼしのないように過去10年内に1回しか出題されていない問題より、毎年のようによく出る問題を優先して解けるようにすべきなのは当然のことです。


3問題集の実施に工夫を

 →問題集を読み物(本)にしてしまう、というのは私が受験時代に実施した方法の1つです。具体的には、解答枝に○を付けてしまい、さらに誤りの箇所の下に、正しい記述を記入してしまいます。そうすることで、問題集が読み物(本)に変わります。
これからの時期の通勤時間など、スキマ時間はとても貴重です
この方法により、問題を解くというより、読む、そして正しい内容を頭に叩き込むということもできます。ただし、解説も合せて読んで字面を丸暗記しないことが大事ですよ


ということで、今から本気になれば十分、合格は可能です
今ならまだ間に合います

あの時、頑張っておけば良かった…という後悔だけはしないように、自分なりに工夫して本試験までに「過去問を最低3回は解く」ように頑張って下さい

 

 

 

 

 

講師の清田ですせいた

TACの2級建築士の講義では、各科目の本講義も一通り終わりました。

いよいよ各科目の仕上げとして「直前演習講義」が今週末から始まります

2014合格目標 学科直前生

計画、法規、構造、施工の4科目について、2級建築士試験で絶対押さえておきたい内容をテーマ問題としてピックアップし、実際に受講生の皆さんに1問ずつ解いて頂いた後、問題ごとに講師がポイントを解説致します


各科目の総まとめ、苦手分野の克服のためにも、しっかりと学習していきましょう!

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