TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

重量床衝撃音

井澤ですいざわ

■問題
子供のとびはねによって生じる床衝撃音について測定するため、タッピングマシンを使用した。(オリジナル問題)

39の「床衝撃音遮断性能に関する遮音等級」を測定する際、上階の音源室で固体伝搬音(固体の振動によって伝わる音)を発生させる加振源装置についての問題です。

――――――――――ポイント―――――――――――
子供のとびはねのような重量床衝撃音の加振源装置
バングマシン(タイヤの落下)
食器類の落下のような軽量床衝撃音の加振源装置
タッピングマシン(靴のかかとの疑似音源)
―――――――――――――――――――――――――
■解答

「バングマシン、タッピングマシン」でネット検索したら写真が豊富に出てきますから、調べてみてください。「百聞は一見に如かず」です。 


井澤ですいざわ

■問題 (一級平成6No.6改)
床上に厚いじゅうたんを敷くことは、子供のとびはねによる重量床衝撃音を低減させるのに効果がある。

―――――――――ポイント――――――――
重量床衝撃音(子供のとびはねなど)の対策
 →スラブを厚くする。
軽量床衝撃音(食器類の落下など)の対策
 →床上に厚いじゅうたんを敷く。 スラブを厚くする。
――――――――――――――――――――

■解答
誤。床上に厚いじゅうたんを敷いても、重量床衝撃音対策にはなりません。

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