こんにちはセイタです
東京は、夏並みに暑い日が続いております
受験生の皆さん、体調崩さないようにお過ごし下さいね
さて「動画de2級建築士」、第15回目です。
今回は科目「施工」のうち、鉄骨工事、タイル工事について学習します。
<今週の前半>施工:試験によく出る鉄骨工事(仮ボルトの締付)
二級の試験では、鉄骨工事から例年2問出題されています。
そのうち仮ボルトの締付けについては、毎年のように出題があるので必ず覚えてくださいね
Pointは、
①仮ボルトの種類
原則、本接合と同軸径の「普通ボルト(中ボルト:仕上げの程度が中程度)」を用いる。ただし例外として、現場溶接にて柱を継ぐ場合の仮ボルトは「高力ボルト」を用いる。
②締付け本数
一般部では、ボルト一群に対して、「1/3程度かつ2本以上」。混用接合や併用継手の場合は、締付け本数を「1/2程度」に増やす。なお、現場溶接にて柱を継ぐ場合は「全数締め付け」、しっかりと固定する。
<今週の後半>施工:試験によく出るタイル工事(モルタルによる後張り工法)
二級の試験では、タイル工事については、左官工事、石工事などと共に融合問題として例年1問出題があります。各タイル工事についての特徴を押さえておく必要があります。ここでは、セメントモルタルを使った後張り工法について解説します
Pointは、
①張付けモルタル(タイルを張るためのセメントモルタル)を壁面に塗布するのか、タイル裏面に塗布するのか、あるいは両方に塗布するのかに着目
●壁面に塗布 → 密着張り、モザイクタイル張り
●タイル裏面に塗布 → 改良積上げ張り、マスク張り
●両面に塗布 → 改良圧着張り
②タイルの張付け手順(上から下or下から上)に着目
●上から下 → 密着張り(1段おき)、改良圧着張り
●下から上 → 改良積上げ張り(下から上へ積上げる)
https://youtu.be/5C1ov_